(10月1日付け、産経新聞より…)


…多くの人から寄せられた手編みのモチーフをつないだ膝掛けやマフラーなど約350枚が今年も東日本大震災の被災地へ贈られる。『ぬくもりを感じ、少しでも穏やかな時間を過ごしてほしい…』という、岡山県真庭市の主婦、馬野展(のぶ)子さん(65)の思いから始まった活動は今年で7年目。近く宮城県石巻市の仮設住宅などで暮らす人たちのもとへ送られるという……。

『私にできることは何だろう………』震災発生の平成23年3月、馬野さんは『居ても立ってもいられなかった…』と振り返る。当時、馬野さんは孫の宮参りで、娘が暮らす大阪にいた、、、

『かわいい孫を津波でのまれた方もいたはず…』自身と重ね合わせながら考え続け、思いついたのが、趣味の手芸を生かした膝掛け作り。10センチ四方のモチーフ作りの協力をチラシで呼びかけたところ、県内各地に賛同の輪が広がり、多数のモチーフが寄せられた……。

馬野さんを代表に女性グループが集まり、32枚のモチーフをつなぎ合わせて長さ80センチ、幅40センチの膝掛けに仕上げていった。。。

同年10月、出来上がった膝掛け約120枚とマフラー約100枚を手に、馬野さんは電車を乗り継ぎ、1人で石巻市の仮設住宅を訪れた……。

『悲しみの中にいるだろうに、だれもが喜んでくれ、逆に気遣ってくれた。東北の人々の温かさに触れたのが、今でも活動を続ける原動力…』という……。

関心を持ってもらうため、真庭市の「第14回落合まちかど展覧会」(10月1日まで開催)の会場の1つ、落合総合センター(同市落合垂水)でも展示を行った、、、

7年間で寄せられたモチーフは5万6千枚を超える。『心を込めて編んでくださる皆さんに感謝の気持ちでいっぱい…』といい、品薄になった毛糸の提供を呼びかけた今年は約60人から寄付が集まった……。

馬野さんは『これからも喜んでもらえる限り手編みを続け、被災地に心を寄せていきたい…』と話している。。。

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…続けられる力の源って、差し伸べられる人たちへの思いばかりでなく、その思いを支えてくれるたくさんの人々の協力があってのことなんですねo(^-^)o??

日に日に東日本大震災の記憶が、平穏な生活を取り戻す過程の片隅に追いやられそうになるのを感じていますが、こうしてその気持ちを現在進行形の出来事として目を覚ましてくれる人たちの活動に僕は敬意を表したいと思います(。・_・)ノ☆・゚:*:。★・゚;



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