(9月20日付け、毎日新聞より…)


…両耳がほとんど聞こえない男性が今月、京都市左京区の京都大近くに串カツ店をオープンさせた……。
大津市在住の前川憲司さん(47)。本場の大阪で学び、京風にアレンジした串カツを提供する、カウンター15席だけで、注文は紙に書くシステム。。。
『お客さんの呼びかけにすぐには気付かないこともあるけど、味には自信がある…』学生らが行き交う街の一角で新たな挑戦が始まった……。【国本ようこ】
9月中旬の平日の夜、「串カツ&バー☆前川屋」は、予約客で半分ほどが埋まっていた…。
串カツや串焼き、どて焼きなどが並ぶメニュー表と一緒に『私達は聴覚障害を持っています。注文される時は“お会計票”に書いて下さい…』との注意書きが置かれている。。。
平日に共に店を切り盛りするスタッフも聴覚障害者だ……。
オープン間もない今は、客の6割が聴覚障害者、4割が健聴者という。聴覚障害者が客の時は、前川さんは対面式の調理場で忙しく料理を作りながら、手話で世間話に花を咲かせる…。
フェイスブックなどで知り、海外の聴覚障害者が訪れたこともある……。
前川さんは京都市出身。4歳の時、原因不明の高熱が出た後、聴覚をほとんど失った。手話を覚え、地元のろう学校を卒業して製造会社に勤めたが、自分のペースで働くため店を持とうと決意。家族に料理を作り喜ばれた経験があったことなどから、飲食店を目指し、2015年から知人が経営する大阪・通天閣近くの串カツ店で修業を始めた……。
他の従業員の動き方を観察し、分からないことがあれば何度も尋ねて相手の口の動きを読み取って仕事を覚えた。串カツ店では、油の音の変化で揚がったかどうかを知る人も多いが、代わりに具に刺したつまようじを手首にあて、熱さを確認するようにした……。
京都の別の場所での8カ月間の営業を経て、今年9月1日、現在の場所で店を構えた。大阪で習った方法を基に、ソースは京都の人の好みに合うよう、さっぱりした味にアレンジ…。
バリッとした衣になるよう、小麦粉の品種や水との配合にも工夫を凝らした、、、
前川さんは『接客業をするうえで、障害はハンディキャップかもしれないが、越えられない壁ではない。串カツを食べたお客さんの笑顔が何よりのやりがい…。いつか聴覚障害者が店を経営していることが当たり前になればいい……』と話す。。。
営業時間は午後6時~午前0時。月曜定休。。。
予約や問い合わせは前川屋のフェイスブックページから。。。

☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;

…本場、新世界の串カツ屋で覚えた我流の学び方に自分で考えたアレンジをプラスした串カツ、、、

ぜひ食べてみたいですね('-^)ノ゙゙゙

聞き取りが上手く出来ない中で物事を習うというのは、互いに気持ちと気持ちで根気よく話すようにしないと理解するのは本当に難しかったと思います(。・_・)ノ☆・゚:*:。★・゚;

こうして自分の店を構えられるまでに経験した長い苦労が、そこからも伺えますね??

皆さんもぜひ前川さんのお店に立ち寄って、彼の揚げた串カツに舌鼓を打って欲しいと思います゚+。(*′∇`)。+゚



Android携帯からの投稿