(6月18日付け、産経新聞より…)




…山形県飯豊町の白川湖は四季折々、美しい姿を見せる、、、
特に夏前のひととき、山から雪解け水が流れ込んで増水し、群生するヤナギ林が湖に浸る。若葉の木々が水面から幹を伸ばす神秘的な景色が現れる。。。
この“水没林”が出現するのは春、田植えのために放水される5月下旬までの約1カ月間。時季限定の絶景だ、、、
最上川支流にある一帯は水害に悩まされた歴史を持つ。昭和42年の羽越水害では多くの犠牲者が出た。56年、洪水や渇水を防ぐため白川ダムが完成、白川湖はその人造湖だ。。。
市民の生活を守るとともに、湖畔には公園やオートキャンプ場が整備され、憩いの場にもなっている。。。
水没林が出現する時期には、一目見ようと多くの観光客が訪れる。同県高畠町の女性は『最近まで知らなかったが、素晴らしい景色。緑を見ると日常を忘れて癒やされます』と見とれていた。。。
夏を迎えると水位が下がり、湖底があらわになる。近くの自然体験拠点「源流の森」マネジャー、伊藤礼雄さん(39)は『夏本番に湖底を散策すれば、動物の足跡やアオサギの巣などが観察できます。冬は積雪の中、かんじきで歩き回ることができ、四季それぞれ違った魅力があります』と話す、、、
新緑の季節、夜明け前に湖畔を歩くと、真っ白な朝靄(あさもや)が水面を覆っていた。靄がかる木々が静かな湖面に映る光景に息をのんだ。まもなく日が昇り、ふと見上げると、晴れ渡った空に雪を残した飯豊連峰が高くそびえていた。。。


…と、水害から人々を守るために作られたダムによって出来た人工的な湖が、思わぬ幻想的な副産物を生み出した、、、
またそれだけではなくて、そこに息づく生態系や周囲の景色の見え方にも変化をもたらしたとても顕著な例ですね('-^)ノ゙゙゙

都会ではまず見ることが出来ないこの神秘的な事象には、個人的にもすごく興味を惹かれます(*^ー^*) ゥンゥン゙゙

皆さんもぜひ、この時期のうちに実際に現地でその魅力に触れて欲しいと思います(*゚∇^*)ノシ☆・゚:*:。★・゚;



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