(3月21日付け、朝日新聞より…)





…北海道、太平洋に注ぐ十勝川の河口にある豊頃町が今冬、一躍注目を浴びた。厳冬期の時だけに海岸に打ち上げられる氷『ジュエリーアイス』が国内外のメディアに取り上げられ、ツアー企画も始まった。町は来シーズンから官民を挙げて売り込みをかけるつもりだ…

零下10度を下回った二月中旬の早朝、河口近くの大津海岸に6台の乗用車が止まっていた。ナンバーは札幌や旭川、釧路などで、カメラや三脚を手にするグループも♪朝日を浴びたジュエリーアイスを楽しもうという人々だ。腰を下ろして撮影したり、手にとって透かして見たりしながら『きれいだね…』と感嘆の声が漏れた。帯広市の30代女性は『つい引き込まれて、ずっと見てしまう…』海岸に寝そべり、スマートフォンでジュエリーアイスど自撮り゙した男性は『いい記念になりました…』と満足そうだった、、、

ジュエリーアイスとは、一月から二月にかけて十勝川の氷が太平洋に下り、波で海岸に打ち寄せられたものだ。透明度が高く、光の当たる角度によって色の違いも楽しめる。冬の大津海岸は厳しい寒風にさらされ、海岸に近づく人が少なかったこともあり、広く認知はされていなかった…

豊頃町は漁業や農畜産業が中心だ。これまで目立った観光資源がなかったが、2014年から町のホームページでジュエリーアイスの発信を始めた。今年一月に週刊現代が【絶景日本遺産】として紹介。同月に町が観光業者向けのモニターツアーを実施したところ、40人程度を見込んでいた参加者が70人を越えた。さらに米紙ニューヨーク・タイムズの電子版も『ダイヤモンドのように輝く氷が日本の海岸に打ち寄せる…』と大きく紹介した。。。

札幌市の観光バス運行会社゙北海道オプショナルツアーズ゙は二月、ジュエリーアイス見学を組み込んだ初のツアーを企画、45人の定員が売り出し初日に全て埋まったという。同社の永山茂・経営企画部長(57)は『流氷とは違う透明感は他の場所にはないもので、ツアー客達も大変感激していた…』と手応えを語っていた。。。





…と、掲載写真を見ても向こう側の景色がここまで透けて見えてしまう透明度は見たことがなく、とてもロマンチックに感じて素敵ですよね('-^)ノ゙゙゙


お酒の好きな方は、この氷をグラスに入れてウィスキーをロックで♪…なぁんて考えてしまうかも知れませんが、厳しい寒さが作り出したこの素敵な芸術品を決して人の手に触れて削れたり壊したりすることなく、眺めるのみの楽しみ方でいいのでは??と僕なんかは思いますo(^-^)o☆・゚:*:。★・゚;



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