随分前の話だが、和歌山に釣りに行った時に、エサのエビが余ったんで、
水槽を買って飼うことにした。
エビだけやったら、子供が喜ばんと思ったから、
小さい金魚10匹ほど買って一緒に入れた。
そしたら、数日でエビが全滅した。
後で、はたやんに教えてもらったが、
エビは長生きするが、金魚と一緒に入れると、
金魚が落ち着き無く動き回るのに、ストレスを感じて早死にするとのこと。
そらそうかもな。
で、金魚だけになったわけだが、今度はその金魚に長生きしてもらうために、
水質管理者として定評のあるイシマキガイを手に入れるべくペットショップを
駆け回った。
ほとんどのショップで扱ってなくて、ようやく見つけたのが某ホームセンター。
1個150円もする!!
驚いたが、とりあえず店員の勧めるとおり3個買う。
持って帰って、水槽に入れると、早速、動き回りだした。
ゆっくりとしたその動きは水槽がきれいになって行ってる気がした。
が、3日目の朝、3個とも動かなくなってる。
1個は離れて、2個は重なって死んでる。
不良品かいな。
いや、3匹ともはない。
水質が合わんかったんやろう。
それにしても、普通、相当悪い水質でも貝は生きてるもんや。
ホンマにクエスチォンマークやわ。
それから約1ヶ月経った。
一昨日、水槽の中を見ると、小さな貝がいくつか動いてる。
ホンマに小さい。
かわいい。
これって、イシマキガイの子供?
それしかないわなあ。。。
イシマキガイ交尾したまま死んだんや。。。
情報によると、水槽ではいくら産卵しても孵化しないとあった。
普通、金魚を飼う人は水道水のカルキをハイポで中和するやり方を取る。
でも、それをせずに、自分が毎日飲んでいる浄水を水槽に入れた。
これが良かったのか?
なんだか癒される。
金魚は1匹だけが生き残って、寂しいながら大きくなっていってる。
いっぱい貝が育ったら、また良いバランスが訪れそうな予感。
浄化能力が上がったら、もう1匹金魚を飼ってこよう。
そんな楽しみが生まれた日だった。