赤坂は赤坂ACTシアターの御案内。




東京メトロ千代田線3B出口より徒歩1分。



大手の劇場さんです。



キャパは1階席が最大で890席、2階席が最大で434席との事。



カフェスペースも併設されており、トイレも回転率が良く、スタッフの方が誘導して下さいますし、至れり尽くせりという感じでした。

またの名を、前説に至るまでの冒険譚(笑)


11月22日(土)Bキャスト公演の日、余裕を持って外出した筈が、

最寄り駅近くの銀行でお金を下ろそうとした時にストラップが外れて破損・紛失。

紛失したストラップを探したり、わたわたしてる間に時間が迫ってきたので、電車へ飛び乗り、劇場へ。

ふと気が付くと新しく買い替えたばかりのバッグも致命的な破損をしているのを発見。

絶望しながらも急いで劇場へ。

開演時間ギリギリだったので猛ダッシュ!

劇場が駅から近くて本当に助かりました。

そして何とか開演前に汗だくで到着。

前説には間に合いませんでしたが…_(:3」 ∠)_



11月24日(月)Aキャスト、大千穐楽。


今日こそは前説を観ようと、かなり早めに外出。

しかし、土曜日に失くしたストラップを新調しようと、新宿で降りて探し回って道に迷っていたら、またもや時間が…!

(バッグは日曜日に新しい物をお迎え致しました)

再び猛ダッシュで電車に飛び乗り、劇場へ。

今度は開場して少し経ったくらいの時間だったので、無事に前説にも間に合う事が出来ました(*´ω`*)

またもや汗だくではありましたが(笑)


アリババさんは前説でも劇中でも面白かったです(笑)

改めて、本編はジョジョネタや特撮ネタ、ジブリネタも盛り込まれていて面白かったです。


座席はBキャストの時は右側の最前列の端で、Aキャスト大千穐楽の時は右側後方の端でした。

何だか右側に縁がある舞台でした(笑)

舞台『月光条例~月光編~』全日程 終了、お疲れ様で御座居ました。



Bキャストと大楽のAキャスト、それぞれ観劇させて頂きました。


原作ファンであるが故に生意気にも斜に構えていたのですが、凄まじい熱量を伴った運動量で圧倒されました。


Aキャストの青木さんの月光が立ち姿から本当に月光で、エンゲキブもトショイインもイデヤも赤ずきんちゃんも可愛くて、センセイも青い鳥も素敵でした。

トショイイン役の松元さんは地毛で臨まれたそうで、その髪の長さと美しさに驚きましたし、水着姿も衝撃的でした(おっさんか)

イデヤはトショイインへの猫なで声が素敵で、お見事でした。

赤ずきんちゃんは終演後の挨拶の捌け際まで赤ずきんの立ち居振舞いで、嬉しかったです。
個人的には戦闘シーンのポージングが格好良くて好きでした!

青い鳥は、別格に声が通る方で、もしかして声優さんでは?と思う程だったのですが、本当に声優さんもやってらっしゃるようです。凄い!


パフォーマーの方々が数多御活躍されるシーンでは、とても人間力を感じました。

演出として特殊なト書きを直接口にするという手法には度肝を抜かれましたが(笑)

小道具は最小限で、本当に人力煽るる舞台だったなあ、と。


終演後にキャストさんに直接お声掛けさせて頂きたいとも思ったのですが、勇気が出ずに、そそくさと退散致しました(笑)

来年の9月に後編のカグヤ編を上演されるそうなので、その時は是非にでも少しお話させて頂ければなあと思います。
笹塚は笹塚ファクトリーの御紹介。



京王線 笹塚駅下車ルート。

北口から出て右手の広場まで進んで、すぐ左にある下り階段(上に笹塚ファクトリーの看板が出ています)を下りると到着です。

B2Fが劇場になります。

比較的 分かりやすい立地かと。


キャパは約180との事です。


中央から迫り出した舞台を取り囲む形で()字形に客席が広がっています。

今回の舞台では真ん中に縦長に舞台が展開していて、座席は右ブロックと左ブロックという風に真っ二つに分かれる感じで構成されていました。



残念ながら2016年3月で閉館してしまうそうです。

そういう意味でも、今回 観に行かせて頂いて良かったと思います。


※ネタバレ御注意。



舞台『Being at home with Claude~クロードと一緒に~』全日程 終了、お疲れ様で御座居ました。


今回は伊藤さん&相馬さん回の前楽日のマチネを観劇させて頂きました。


残念ながら今回もまた様々な小さい事が気になって、現実に立ち返って世界に入り込めない自分の矮小さには辟易させられました。

演者さん達の膨大な台詞量を伴った熱量、エネルギーは十分に感じられたのですけれど。

淀みなく、という点に於いては、ソワレも控えているしなあという下衆の勘繰りをしてしまった部分も御座居ました。


観客も想像力を存分に働かせなければならない舞台という事でしたが、私にはそれが酷く難しかったのです。

様々な可能性の中から取捨選択し、断定して自分で決定付けるという事が恐れ多くもあり。


端的に言ってしまえば、決め付けたくなかった。

ありとあらゆる可能性を広げて散らかしたまま、そのままにしておきたかった。


彼・イーブが、もう1人の彼・クロードに何を求めていたのか。

クロードはイーブに兄弟愛を求めながら、何故 関係を結んだのか。

或いは、そういう陳腐な言葉のカテゴリーを取り払い、超越した関係、感覚だったのかも知れませんけれど。


イーブはクロードとの最後の夜、クロードの目に自分の現実を、或いは現実の自分を見出だしてしまって、それをクロードに気付かれたくないという衝動に支配されて犯行に(この表現には違和感と語弊がありますけれど)至ってしまったのか。

それともクロードと自分が1つになった幸せの絶頂のまま、クロードの世界を終わらせてあげたかったのか。

いずれにせよ、それが とてつもない“愛”であった事だけは確かでした。


ただ物語の中で、男前の客の件と判事の件は果たして必要だったのか?という疑問も、創造力や理解力の足りない私の中には生じてしまいました。



そして、今回 初めての金髪の相馬さんを拝見させて頂きました。

個人的に黒髪派だったので少し不安だったのですが、それがいとも簡単に払拭される程に似合っていらっしゃいました。

男娼という難しい役柄にも拘わらず、大人とも青年とも少年ともつかない曖昧な間の男性の危うさ、妖艶さが滲み出でいらっしゃいました。

体液という体液を撒き散らし(笑)、酸欠で倒れてしまうのではないかというくらいの圧倒的な体当たりの演技で挑み、戦っていらっしゃいました。


伊藤さんはデカグリーンでお馴染みですが、ゴセイでハイドさんの相棒にして幻のゴセイグリーン・マジスでもあるのですよね。

チーム戦隊、この共演は単純に嬉しかったです。


鈴木さんと井上さんのお二人は、シリアスなお話の中に笑いも織り混ぜて下さって、とても素敵でした(笑)



元が海外の公演という事情でDVD化しない舞台、今年一杯で閉館してしまう青山円形劇場での上演。

いずれに於いても、とても意味のある、意義のあるものだったのではないでしょうか。