1000回記念は、ぜひ、あの人に捧げたい…。

かつて、わたしのブログの常連だった、ミスター矢代田は、いずこへ…。
ジムを辞め、仕事を辞め、音信不通で、生存すら不明。

わたしは、手がかりを求め、
3月21日の春分の日に、遠路はるばる、矢代田駅に降り立ちました。



この日は、発達した低気圧が、黄砂を日本中に撒き散らした、悪天候の日…。
きれいな駅なのに、写真の映りが悪いです。

わたしが、ミスター矢代田と交流を深めていたときには、
工事中の小さな駅舎だったのに、ずいぶんと立派な駅に変貌していました。

ミスター矢代田の携帯電話は、まだ生きているとの情報を得ていたので、
ダメもとで、駅前のロータリーから、ミスター矢代田に、出演交渉の電話をしました。
コール音が鳴り、ミスター矢代田の携帯電話は、まだ生きていました。
コール音を、何回聞いたか覚えていませんが、コール音が止み、一瞬の沈黙が流れました。
なんと電話に、ミスター矢代田が、出ました!
わたしは、早速、出演交渉。
しかし、むなしくも交渉決裂!取材拒否!断固おことわりとのこと。

わたしは、ここで、簡単には、引き下がりません!!

思い切って、ミスター矢代田の自宅前まで、押しかけてきました。



ミスター矢代田の家は、あの頃のままで、とてもなつかしい。
まるで、時間があの頃から、止まってしまった感じさえします。

ミスター矢代田と一緒に、木の剪定をしたこともありました。

庭の木から、一緒に、桃を収穫をしたこともありました。
栗拾いをしたこともありました。

家の中の大掃除をしたこともありました。
仏壇磨きをしたこともありました。

トレーニングをしたこともありました。

ここには、いろいろミスター矢代田との楽しかった思い出が、たくさん詰まっています。

しかし、ここには、もうあの頃のミスター矢代田は、いません。

もう1度、あの頃のミスター矢代田に逢いたい!



今、この家にいるのは、痩せ細った、ただのおじさんです。
わたしは、そのおじさんにすら、逢えず仕舞いでしたが、
かえって、そのほうがよかったのかも…。

筋肉隆々で、素敵な笑顔のミスター矢代田は、
わたしの心の中で、いつまでも生き続けています…。



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