国家試験の受験日にエアマットを使いたくて、借りることにしました。
本当は今使っているものを持っていこうとも思ったのですが、
空気を抜いたり、入れたりの作業に結構な時間を要するので、試験前日に搬入してもらって当日の夕方に業者さんに回収してもらう方がいいなぁと判断しました。
今日は契約をしました。
この福祉用具。介護保険制度を使える人は1割負担の方が多いですが、私は障害で介護保険の対象ではないので10割負担です。
しかも日割り計算ができないらしくて使うのは1日でも1か月分の料金です。
「どれがいいですか~」とパンフレットを持ってきて、色々な機能を説明してくださいましたが、一番安いもの以外に私に選択肢はなかったです(笑)
私が寝たきりになったのが8年前で、在宅生活を始めてから丸7年経ったので、福祉用具界も進化しているみたいです。
今は停電対策というのがなされているらしく、停電しても1週間くらいエアマットは膨らんだままキープしてくれるのだとか。
昨年の大学の課題で災害時のことについてまとめていたので、エアマットのことも危惧したひとつでした。
私のエアマットは旧式のままですが、もしこれが壊れたらそういう機能のあるものにしたいなぁ。
ベッドとオーバーテーブルとエアマットは私が在宅生活をする時に両親がそろえてくれました。
当時は障害者とも認定してもらえず給付を受けられず、介護保険の対象ではないのでレンタルするわけにもいかず、大きな出費だったと思います。
当時はまだ傷病手当金をもらっていましたが、「これからお金がかかるから大事に取っておきなさい」と両親が頑張ってくれました。
決して裕福ではない家庭ですが、生活するためにはなくてはならない物達。
社会に障害者と認定してもらえなければ、生活もできずに途方に暮れる人もいると思います。
私の身体障害者としての手続きを阻んだのは当時の主治医一言
「障害者の認定を受けたら甘えるかもしれないから」
エアマットを使いたい希望を言ったら
「痛かったら身体動くんじゃない?」
言葉だけを切り取ると今でもグサッと来ますが、この先生も私がよくなることを心から願ってくれていた先生の一人です。
毎日様子を見に来てくれて、異変があると直ぐに飛んできてくれて。新しい検査ができるようになると声をかけてくれたし、いっぱい感謝しています。
いい所も優しさもよく知っているから責めるつもりはないけれど、今も私を病院から遠ざける理由のひとつにはなっているかな。
なんだか、福祉用具の話からだいぶ話が飛んでしまいましたが、両親が頑張って揃えてくれた福祉用具達を大事にしつつ、
これからの福祉用具の発展を心から願っているというお話でした(*^^*)
さぁ国家試験本番まであと3日。
あまり緊張感ないまま過ごしてしまっていますが、勉強できる時間は限られているのであと一頑張りしたいと思います!