タイトルの言葉をくれた人は、色々なことを伝えてきた人でした。
伝えていても伝わらないもどかしさに苦しんできた。
そんな人がかけてくれた言葉。
「ふぉれすとは人に気付きをもたらしてくれる人だと思う」
「そんなことはなかなかできる人はいないと思う」
この瞬間フッと何かから解放された感覚がした。
誰かの為を思って発した言葉が伝わらない時、伝わらないことがずっと続いた時、
伝えることをやめたくなるほど気持ちを擦り減らすけれど、
あの時の苦しみが無駄ではなかったと思えた瞬間だった。
沢山自分を省みて、それが相手の為になるのか、自分の考えの押し付けになっていないのか、どういう伝え方だったら伝わるのか、ない頭で考えて考えて考えて過ごした時間。
その時間をほんの少し後悔したこともあった。
でも今はよかったと思える。
決して伝えたいことが伝わっていたわけではないことはわかっているけれど、形を変えてその人の中に何かが残ってくれていたのだと感じることができた。
伝わらない人。まだまだ沢山いるけれど、伝える努力はしていこうかな。
自分の利益の為ではなくて、目の前にいるその人とその人と関わる誰かの幸せを思って伝え続けること。
これが私にもできる事なのかな。
ふいにもらった言葉の贈り物。
大事にします。