周知のとおり、要支援、要介護の高齢者が急増しています。
要支援の方もいずれ介護を必要となる状態に至ることもあります。
ところで、どのような人が要介護状態になってしまうのでしょうか？
特に高齢期における生活機能の喪失を代表する
寝たきりとなる２大原因は、
①脳血管疾患（脳梗塞や脳出血など）２６％
②筋骨格系・骨や筋肉の老化（大腿骨頚部骨折など） ４０％
③パーキンソン ６％
④その他 １７％
※介護予防指導員テキスト参照
これらは 老年症候群と言われる いわば
生活上の不具合で危険な老化のサインとも考えられています。
さらに
年齢が高くなればなるほど この老年症候群による要介護状態への傾向は顕著となってきます。
脳血管系による要介護状態は男性に多いのですが
女性の方は骨格系の原因によるものが多く、筋肉のトレーニングは大切と言うデーターが出ています。
【中年期では生活習慣病の予防】
【高齢期では老年症候群の予防】を
早期から発見して適切な対策を立てないと、
いずれは介護を必要とする状態にやってきます。
老年医療現場だけでなく 私たちの介護現場でも在宅高齢者さまを中心として
この老年症候群の予防の為にも早期対策が包括的に必要とされています。
高齢者には
元気な高齢者
虚弱な高齢者（要支援>）
要介護高齢者介護予防はどれも必要となります。
介護予防は、リハビリの観点からみますと、元気な高齢者から重度の要介護高齢者まで幅広く、広やかな概念で捉えて行うことが大切です。
私は 柏市内の居宅支援事業所にも所属して活動していますが、私の中での情報では 柏市は まだまだ 隣接の市に出遅れていて 障がい者や高齢者支援に対する費用の削減、対応の粗悪さなども目についてガッカリし講義した事も多々ありました。
介護の仕事をして一番 淋しく感じたのは
その地域差による対応で 対象者のQOLが著しく異なる事などもありました。
全般的に デイサービスなども 多くの高齢者さんをケアしているので
ご本人にとっては 在宅で過ごすより格段と運動制限が多くなっていた事。
しかし、家族が家に一人で過ごしているのを心配するので 仕方なくデイサービスに出かける方などもおり どんどん身体機能が落ちていくのを多く知っています。
いわゆるレスパイト（介助者の休息目的）で デイサービスに出かけている方も増えているという事です。
それも こぞって
お医者様や ご家族、まわりの人やメディアから「年だから仕方ない」とインプットされている
自分の親も だんだんに このような気持ちで暮らしていくのかの思えば
淋しい思いで ケアも重ねていましたが・・・・
そんな中で
私が また この介護業界に 意識を取り戻したサポートが
予防運動支援です！
こちらは
東京の【おたっしゃ21健診】とは、東京都老人総合研究所が開発した老年症候群のリスクをその場で判定することができるツールですが そのチャートのもとに 介護予防のアプローチを運動支援するサポートとなっています。
こちらは
転倒予防
認知予防
尿失禁予防
低栄養予防
口腔機能向上
など この おたっしゃ２１の問診で対象者にあったプログラムを行って
各機能の向上を目的としたトレーニングになっています。
それは 包括支援センターで やっている為に やはり地域差は 否めません・・・・。
高齢者さんが集まる 憩いのカフェ・サロン的なデイサービスを作ろうとしている●●●市！！
これは わざわざ 本当の健康高齢者を減らしている！！！
短いスパンでしか ご本人の将来を考えていない！！！
と思いませんか？？？
自分のご両親に薦めたいですか？？？？
私は 今月から
野田で一軒しかない！！
この機能向上を目的とした運動トレーニングを行える ご本人の為のデイサービスと ご縁があり
さとう式リンパケアの基本や 手法の筋肉をゆるめる手法などを取り入れ
より運動が行いやすい体つくりのお手伝いに行っています。
この手法がより効果的で ご本人が簡単に 自宅でもできると言う体験をアプローチできましたが
私のサポートをする本来の目的は このような施設や支援を私の両親の住む 柏市でも もっと取り入れていただきたいと言うことです。
来月は 2/11～15まで デイサービスで またサポートに伺いますが
翌日の１６日（土）には スタッフ向け、ケアマネさん向けの講習会も予定しています。
デイサービスの見学などは 出来るそうなので 興味のある方は お声掛けくださいませ
地域包括支援の方々および ケアマネさまは
直接
野田市尾崎1109-3
陽だまり さんへ お問い合わせください。