あれはまだ長男が年少の時。
幼稚園でタカという大親友ができた。
タカのママは間もなく下の子を妊娠したものの、常に切迫早産の危機と背中合わせで、ほぼ寝たきりの生活を送っていた。
若かった私は、長男を含めた3人の子供とタカの4人をとにかく連れ回して遊んだ。
公園だけでなく、時には習い事の引率、ドライブ、自宅で夕飯を食べさせたりお風呂に入れてあげたり。。。
長男の親友、全く嫌でなかった。
あれから15年。
今、ある人に次男がお世話になっている。
仕事で疲弊している私は、満足に9歳の次男と遊んだ記憶がない。
そんな我が家をみてそうしてくれているのか、次男の小学校の一つ下の友達のご家族が、いろんなところへ連れ回してくれている。友達は一人っ子ゆえ次男を兄のように慕ってくれている。
長男は私に言った。
「お母さんが15年前にしてあげた徳が、別の形で返ってきたんだよ」
日頃から徳を重ねていこうと思った。