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15ラウンドを闘いぬくことに、ロッキーは永遠の愛をかけた……
監督: | ジョン・G・アヴィルドセン |
脚本: | シルヴェスター・スタローン |
出演: | シルヴェスター・スタローン | ロッキー |
タリア・シャイア | エイドリアン | |
バート・ヤング | ポーリー | |
カール・ウェザース | アポロ | |
バージェス・メレディス | ミッキー |
30歳を過ぎたが思うように人生は進まず、低空飛行を続ける男がチャンスをつかんでそれを叶える。
夢の国アメリカらしい映画だと思う。
ファイトのシーンももちろん好きだが、試合に勝つか負けるかではなく、
そこに望むスタンスを伝えること、その時点でこの映画はすでに役割の大半を果たしているような気がする。
人生は結局自分のためにあり、そのことに誠実であるものだけが誰かを幸せに出来るということを
この映画は教えてくれる。
諦めや後悔が何度も訪れるがその度にそれを打ち消すような闘志が現れるところが好きだ。
人生を取り返しのつかないものだと感じてしまっている人や、
過去を悔やんでばかりの人たちでこの世界はあふれている。
だが今日が残りの人生で一番若い日だということをこの映画は気づかせてくれる。
この映画が全世界に感動を呼んだのはきっとそんなところにあるんじゃないだろうか
観るたびに心の中に何かが湧き上がってくる映画。