カードローンって、どう使うんじゃい!

カードローンって、どう使うんじゃい!

あまり知られていないカードローンの使い方を解説

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不景気になるごとにカードローンや融資会社が増えてきた昨今、それに伴って債務整理を行う人が増えてきたことも事実だ。

ヤミ金ならいざ知らずカードローンや融資会社で借り入れをして債務整理に追い込まれるということはどういうことなのだろうか。

ギャンブルにはまった人もいるだろう。
日々の生活苦という人もいる。

様々な理由があるが債務整理の件数が増えているのは事実ではないだろうか。
では、債務整理とは何か詳しく知っている人は何人いるだろう。

債務整理とは任意整理、個人民事再生、特定調停、自己破産の4つで構成されている。

任意整理とは債権者と交渉をして元金のみの返済にしてもらえるようにすることだ。
つまり、金利の支払いを債権者に放棄してもらうこと。

債務者がこれを行っても良いが、まず債権者に相手にされないだろう。
専門家、弁護士や司法書士に依頼するのが良いだろう。

上手くいけば過払い金利が還ってきて元金が減る可能性もある。

次に個人民事再生。

これは債務者が決められた期間に返済できる金額を裁判所に提示し、裁判所がそれを認めれば返済できる金額のみを期間内に返済すれば完済とみなされる方法だ。

つまり、借金額から返済できる金額の差額は免除されるという方法なのだ。
これを行うに当たっては安定した収入がなければならないだろう。

そして、特定調停。
これは任意整理を裁判所が行うということだ。

弁護士や司法書士に依頼すれば依頼料が発生するが、特定調停ならばその依頼料が要らない。

個人で裁判所に申請することができるのだ。

一見、依頼料が要らないため任意整理よりも良い気がするが、もし特定調停後に支払いが滞ると債権者は裁判所への申請なしに強制執行を行えるという権利を得ることになる。

最後に自己破産。
これを行うことで債務者の債務が全て無くなることを意味している。

もちろん債務者がなんの負担も負わないというわけではない。

自己破産申請時の全ての資産を返済に充て、それで足りない部分は帳消しになるという制度なのだ。

ただし、自己破産に当てはまるのは上記3つの債務整理が行えないほど資力がないという条件がある。

債務整理を行えば債務が無くなる半面、債務整理をしたという事実が残り、その後の生活に少なからず影響を与えることもある。

債務整理をできるならば利用しなくてよい生活を送ることを心がけるべきであろう。
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