鈴の音

久々に美容院に行ってきました。

新顔の美容師さん

息子と同じくらいの年格好ですが、よその息子さんはとても立派で、しっかりして見えます。

それもそのはずで、2歳の子どもさんのパパなのだそう

十代の頃に一度、美容師を目指していたそうですが、
赤ちゃんを授かり、家族を養うことを一番に考えて他の仕事に就いたとのこと。

今は生活も落ち着いて来て
自分はこれで本当に良いんだろうか？
今の俺ってカッコ悪いんじゃない？

と、一念発起してまた美容師さんになったんだそうです

可愛い子どもさんのお話を聞きつつ、
私の遠い遠い過去の子育て失敗談なんかをご披露して、大笑いしました。

子どもってお腹の中のこととか、その前のことを覚えてる事があるんですよ～

と、私。
ここで笑い話に終わるところなんですが、


「そうみたいなんですよ！うちの子がね、”お空でおじいちゃんに、あそこに行きたいって言ったんや～”なんて言うんですよ」と美容師さん


実はうちの息子も
「赤ちゃんは水のなかでプカプカ浮いてるの」とか、生まれてもないのに「妹がねー」とか言ってたことがあります。

娘も「袋の中で、スイーって泳いでた」なんて言ってました。

どちらも2歳くらいの時だったかな

こんなお話をしていて
昔好きだったイルカさんの「鈴の音」という歌を思い出しました。



今は遠い記憶になってても
時々思い出すことがあるでしょう

夢の中で懐かしい鈴の音の中で

私がいまここにいるのは
ここに生まれて来たかったから

私がいまここにいるのは
あなたと出会いたかったから


毎日同じように生活してると「いて当たり前」な存在。

こんな奇跡があって出会えたって事をすっかり忘れてました

わずかでも、ほんのひとときでも
一緒にられる時間に気持ちを込めて過ごしたいな

明日なんて、１秒先の事なんて何の保証もないんですもん。


大切な事を思い出させて貰った美容師さんに感謝