死産翌日の続きです。


今日は主人に役所に行って死産届を提出してもらったり、棺やドライアイスの準備、火葬の手配などをお願いしなければなりません。

娘を連れて色々な手続きをして回らなければならないのは大変だろうなぁと、心配していました。

そのことを看護師さんに伝えると、

「〇〇さんの回復状態も良さそうですし、ここは個室なので、ご主人が手続きの間、娘さんもここで過ごしてもらって大丈夫ですよ(*^^*)」

と言っていただけました。

部屋はMFICUのままだったので、色々2歳児にとって魅力的なボタンや機械も沢山置いてあったのでちょっと悩みましたが、大好きなディズニーのDVDをパパと一緒にいくつかレンタルしてきてもらって、ベッドの上で大人しく一緒に観てもらうことにしました。


そしてお昼過ぎ、昨日パパにディズニーオンアイスで買ってもらった大量のポップコーンと、大好きなディズニーのDVD、そしてお気に入りのミニーちゃんのパペットを持って、娘がご機嫌で病室にやってきました。

「ママ、一緒に見ようおねがいキラキラ
と、早く観たくてしょうがない様子でした。
一緒にベッドの上で、トイ・ストーリーのDVDを見ました。

見終わってから、眠そうにしていたので、そのままお昼寝。

優翔も隣で眠っていたので、親子3人川の字になって、一緒にお昼寝をしました。


しばらくして、娘も優翔も一度眠るとなかなか起きないため、その間、消費しきれないほどのポップコーンを、二人の寝顔を見ながら一人で食べていました。


すると看護師さんが、優翔の保冷剤の交換にやってきてくれました。
山盛りのポップコーンを食べている姿を見られてしまい、少し恥ずかしかったです(^o^;)


看護師さんが保冷剤を交換してくれている間に、私は気になっていたことを質問しました。

「優翔、ずっとこの部屋にいるよりも、お預けしていた方が、綺麗な状態を保てますか?」

9月に入ったばかりで、まだまだ暑い時期でしたが、私は寒がりなので、クーラーもかなり控えめな設定にしていました。
だから火葬までに綺麗な状態を保てないのではないかと、少し不安だったのです。

すると看護師さんが、
「大丈夫ですよ(*^^*)
 保冷剤で冷やしているので心配ないです。」
と言ってくださいました。

それを聞いて、ほっとしました。
きっとこちらに置いておくことで、保冷剤の交換も頻繁にしなければならないだろうに、そう言っていただけて嬉しかったです。

そして看護師さんは優翔を見て、

「この感じだと、チューブの挿入も、難しかったかも知れないね・・・って話していたよ。」

と、教えてくれました。

医師から直接聞いた訳じゃないので、ただ単に看護師さんたちの中での会話だったのかも知れませんし、私がイグジット手術をしないという決断を看護師さんに伝えた直後の心肺停止だったので、慰めるためにそう言ってくれただけかも知れませんが、その言葉のおかげで、自分の決断を責める気持ちが、少し和らぎました。

実際体重も、医師の予想では1800グラムはある予想だったのに、実際は1474グラムと9ヶ月お腹の中にいた割には小さかったので、手術したとしても、かなり難しかったんではないかと思います。

それでもたまに、自分達のした決断に辛くなってしまうこともありますが、きっと優翔自身が、辛い治療をするよりも、私のお腹の中で穏やかに眠りたかったんだと、そう思うようにしています。