私の欲しいのは

ポポーの実・・・


あの人が

送ってくれたメールに


「ポポーの実は日持ちしないから

スーパーに並べることができないんだって

いつか実が出来たら、持って行ってあげるねラブラブ


・・・って書いてあった


その一言に

あの人の気持ちが入ってる気がして

とても嬉しくなった


いつも

あの人の心を求めていたから

私がお願いしなくても

あの人自ら言ってくれた

ささやかな言葉


あの人には

たいした意味もなかったのかもしれない


でも私には

幸せな言葉だった


いつか

あの人が

ポポーの実を持って

私のところに来てくれることを

夢見た・・・



今も


夢だけは見ている


ずっと永遠に・・・