父の葬儀で、
「いきものがかり」の ありがとう の曲に
合わせて、写真をスライドショーにして
流しました。
若い頃の父、私が幼かった頃の父、
孫を可愛がる姿、
中学生になった孫に身長を抜かれて
笑う姿…。
写真を選びながら、いろんな思い出が
よみがえり、
何度も何度も涙がこぼれました。
葬儀当日、スライドショーを流すと、
参列してくださった皆さんから
「懐かしいね」
「笑顔が多くていい写真ばかり」
と声をかけていただきました。
一曲の間に使った写真は77枚。
笑い声が聞こえてきそうな写真も
たくさんありました。
思えば父とは、介護が必要になる前から
しょっちゅう会っていて、
特別な時だけでなく、
何げない日常の写真を撮っていたので、
すぐに準備することができました。
その頃はまさか葬儀で流す写真になるなんて思ってもいませんでしたが、
「やっぱり写真は残しておくものだなぁ」
と改めて感じました。
遺影写真も、亡くなればすぐに必要に
なります。
どうか元気なうちに、
その人らしい写真を撮っておくことを
おすすめします。