就学が近づき、
急に心配が大きくなって
心がもやもやしてきて
療育の先生のすすめもあり
専門の病院を受診することにした。
病院にいくと
いつもそうだけど
診療室にはいると
興味津々でまったく座っていられず
いろんな物を触りまくる息子
「これだけ動きが多いと大変ですね」
と先生に言われ
…やっぱり息子は「大変」なんだ
と思って
なんだか胸が詰まって泣きたかった。
胸が苦しかったのは
悲しかったのか…
それとも
安心したのか…
息子が療育に通っていることや
病院に行くことを話すと
たいてい言われるのは
「別に普通だよ」
「心配することないよ」
そんなことする必要ないという
ニュアンスの言葉。
専門家の目で
息子の様子をみた上での
アドバイスだったとしても
「そんな大袈裟なことしなくても…」
「心配しすぎ」
「深刻にとらえすぎ」
と言われてしまう。
私を安心させようと
言ってくれているのは
よくわかるので
「そうだよね」
としか言えない。
深刻にとらえているわけではなく
よりよく
心地よく生活にしたいだけなのに。
自分でも
心配することじゃない
大丈夫大丈夫
とも思える。
でも、
でも、
病院の診察室で
じっとしていられない息子
買い物に行って
お店を走り回ってしまう息子
火災報知器をならしてしまう息子
保育園でトラブルを起こしてしまう息子
別に普通なのだとしたら…
病院や専門機関に
相談するようなことじゃないなら…
ルールを守るように
言って聞かせられない私が
言うことを聞いてもらえず
怒鳴ったり、叩いたりしてしまう私が
おかしいの…?
トラブルを起こす度に
謝ったり、怒られたりして
悲しくなるこの気持ちは
どうすればいいの?
普段、大丈夫で蓋をしている気持ちが
「大変でしたね」
「よく頑張りましたね」
という言葉で、溢れ出ててきた。
大丈夫って思ってたけど…
本当は…
本当は
大変だったよ
頑張ってきたよ
頑張ったけど
足りてないのかもしれない
小学校に入ったら
もっと大変になるかもしれない
私が大変になるかもしれない
私が
大丈夫で蓋をして
さらに「息子の心配」の
後ろに隠していたのは
私自身の心配
心のもやもやの正体は
押し込めてきた
気持ちだったのかもしれない
つづく