胸部プロテクターの記事を書いたので、詳しく書いてみてみたい。

私は職業ライダーとして、このブログを通して「胸部プロテクターの重要性」を広めたいという強い気持ちを持っている。今まで何度も何度も記事にしてはきたけれど、少その重要性については少しでも多くの人に理解してほしいと願っている
オートバイの死亡事故の原因の第1位は頭部損傷である。第2位は胸部強打となっている。だが、実際には胸部を強打することにより死亡が、頭部損傷より多い可能性があるのだ。

まず、頭部損傷により死亡者の60%はヘルメットが脱げているというデータがあるのだが、そのほかにも巷にあふれている半キャップやホームセンターで売っているような安物ヘルメットによる死亡者数を考えた場合、実際は胸部強打により死亡者数の方が多くなる可能性があるのだ。そこまででないにしろ、恐らく頭部損傷と変わらないほど、胸部強打による死亡事故のリスクは高いといっても良いのである。

私は職業柄、間違いなく誰よりも多く転倒を経験している。200km/hで転倒したことさえあるし、今まで骨折をした数は20か所以上。それでも命にかかわるようなけがをしなかったのは200%プロテクター類に妥協しなかったからだと断言できるし、転倒するとどうなるかは誰よりも知っているからだ。

単独事故であっても、オートバイで転倒すると何故かハンドルで胸を強打したりするケースもかなりあるのだ。運が悪いとハンドルバーエンドが胸に突き刺さるケースでさえある。オフロードライダーが胸部のプロテクターについてこだわりを持っているのはこのためでもある。もちろん、ロードレースでも同様なことが起きているのだが、毎年「必ず」サーキット走行会などで転倒などをして胸を強打して死亡する者がいる。

胸部プロテクターのその性能の向上には近年目覚ましいものがある。衝撃吸収力は「格段」によくなっており、装着していれば、死ぬ確率が「間違いなく」下がっているのだ。

バイクは楽しむものであって、死ぬ道具では決してない。胸部プロテクターは1万円も出せば買えるものだし、ヘルメットのように2~3年で交換しなければならないようなこともなく、ずっと使用できるものだし、何よりも死ぬ確率が間違いなく低くなるのである。

ヘルメットをかぶらないライダーはいない。それは法律で決まっているから?違うと思う。それなら何故胸部プロテクターは装着しないのか?

一人でも多くのライダーにその重要性を理解してもらい、ヘルメットを被るのが当然のごとく、胸部プロテクターを装着してほしいと願っています。


過去記事:

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