旅立ちが遠い昔のよう。

 

目の端っこのほうではなちゃんを確認しながら

自分のアンテナと時間をフル回転させて過ごした晩年でした。

なにもできない罪悪感で自分のことを許せず、ボロボロになっていました。

今でも生々しい傷です。

たぶん一生いえることのない傷。

今はそっと心にしまいこむことに決めました。

 

それでもあふれでてくるのは

あのはなちゃんの姿です。

小さなしぐさ、目の合図、抱き起すときの感触、喜び、衰え。

愛しくて息ができなくなります。

 

いつかすべてを振り返ることのできる日が来るまで

少しずつ自分を変えていけるようになりたいです。

 

アホんだらで怠け者のおかちゃんを時々叱りに来てください、

My sweet はなこ。