すっかり間があいてしまいました。
12月は中旬から主人の実家に帰省。
1月はゆっくりしようと思っていたのですが、帰省中から様々な雑事に追われ、、、、。
2月中旬には娘のフラダンス舞台デビューが有る為、それに向け、
衣装作りや練習、リハーサル。
並行して、4月の幼稚園入園に向け、オリエンテーションや
入園グッズ作り、名前付け。
そうこうしているうちに、1月下旬、気温が上がってやや春めいてきたところに、
鼻炎(毎年春はこうなる。)。特に福岡にいた頃は酷かった。花粉症?
って言われていたけど、今にして思うと、pm2.5?
これがなかなか治らず、こじらせて急性中耳炎になり、
8度越えの発熱・悪寒・耳痛・頭痛で寝込んでしまいました^^;
2月は初めからリハーサルなど大事な予定が詰まっていたので、
自然治癒は諦め、痛み止めや抗生剤を処方してもらいました。
まだ完治まで少しかかりそうですが、大分良くなってきました。
さて、前置きが長引きましたが、今日は久しぶりに本の話。
毎年年末に、その年のベストというか、心に残った本をご紹介しているので、
今回もそのような趣旨です。(長い前置きでしたが^^;)
昨年は、印象的な本が多かったので、これから数冊ご紹介できたらと思っています。
その中から、今日は一冊。
- ¥1,680
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英語版はなぜかうまく貼れなかったので、リンクしてます。
大戦前にアメリカに渡った日系1世(おじいさん)の視点を軸に、美しい絵と詩的な文章で魅せる絵本。
子供がいるので、絵本はもちろん見ますが、その中で、最近一番感動した絵本です。
この本は、大人が読んで感動できる絵本だと思います。
特に、海外で暮らした経験のある方、民族的・慣習的・地域的狭間でアイデンティティーに
悩んだ経験のある方には、とても共感できると思います。
日米を行き来しつつ、おじいさん、その娘から孫へ、時代を移しつつ、空間軸・時間軸が織りなす美しい情景。
其々の土地に対し募る思慕の念と、違和感(でも一方で愛してもいる)が、
淡々とした文章で絶妙に表現されています。
私は海外に長期間住んだことはありませんが、国内でも言葉や習慣の違うエリア何か所かで
青春時代を過ごしたので、アイデンティティーに悩んだ時期もありました。この絵本は
そういう心情をとても良く描いています。大人になっても抱えている
そういう内面の深い部分を見つめるきっかけにもなり、美しい絵の
効果もあって、自分の内面が癒されました。
終戦を湘南の海軍飛行兵の訓練所で終えた今は亡き母方の祖父。
彼は青森ねぶたの絵師で画家でもあったのですが、
芸術家の宿命で、お金には縁のない人生でした。
それもあってか、
家族からは軽い扱いを受けているように感じていました。
実は私に芸術方面に進むよう示唆して下さる先生も、何人か
人生の早い段階からおりましたが、そういう祖父を見ていたから、
進む勇気はありませんでした。
それでも何故か、「進学先が無ければ美大に推薦してあげるから、言って」
と薦めてくださる美術の先生、その後関係のない学部に進学しましたが、
そこでも教養科目の美術の先生に追いかけられたりと、
今思えば有り難い助言を下さった先生方に感謝の気持ちです。
こういった出来事は、自分の人生のヒントになるのに、自分から
耳を塞いでいました。
私は祖父の血を誇っていいのだと、子供を持ってようやく気が付いたのです。


