GREENROOM FESTIVAL '10

今年から場所を移し、横浜赤レンガ倉庫で開催されたGREENROOM FESTIVAL。
1日目だけ参加してきました。

サーフカルチャーをベースにしたとってもピースフルなフェスです。



●渋さ知らずオーケストラ
●伊藤ふみお
●MONKEY MAJIK
●元ちとせ
●大橋トリオ
●G.Love & Special Sauce
●MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO

と観て、最後は船上DJパーティークルーズに参加しました。
1時間弱をかけて横浜湾をぐるっとまわるクルージング。
素敵な音楽 + お酒 + 船
こんな組み合わせ最高ですね。



ハンモックスペース等もあり、出演アーティストを知らなかったとしても、のんびり楽しめる、とっても雰囲気の良いフェスでした。
これは来年も期待♪






最後に今回のフェスの中から2曲。

大橋トリオ - Happy Trail


G. Love & Special Sauce - Peace, Love and Happiness

絵画の庭─ゼロ年代日本の地平から

久しぶりのブログ更新。
みなさまお久しぶりです。

大阪に行く用事があったので、帰りに国立国際美術館に寄ってきました。

『絵画の庭─ゼロ年代日本の地平から』

ポスターの絵として使われている奈良美智さんをはじめ、
総勢28名の作家による200点もの作品が展示されています。

作家ごとにブースが分けられ、個室のようになっていて、
それぞれの作家さんの個展を順に覗いていくような感じです。

素人としては理解できないようなものもあったけれど、
ほんとにおもしろくて惹きこまれるような作品もたくさんありました。

奈良美智さんの絵は、どうやったらこんな色合いやグラデーションが作れるのか全くわからず、
しばらく見惚れてしまいました。
写真や印刷物とここまで違うのか、と唖然。

それから、特に好きだったのが、加藤美佳さんの「カナリヤ」
とても大きな作品で、見応え満点でした。
あの目には吸い込まれてしまいそう。

目と言えば、草間弥生さんのブースは目だらけで、とても不思議な空間でした。

それから、会田誠さんのミキサーの中に人がたくさん入っている絵。
ぱっと見、ちょっと怖いのだけど、中の人の表情はなごやかで、むしろなんだか楽しげ。
しかもそれぞれ表情は違うし、圧倒的な迫力でした。

基本的に大きな作品が多くて、生で見るとやっぱりすごくパワーがある。
学生は500円で見れるし、もう一回行きたい。

とにかくたくさん刺激を受けた1日でした。
美術館巡りにはまりそうだ。

井上雄彦 最後のマンガ展 <大阪版>

「井上雄彦 最後のマンガ展」に行ってきました。
今月の2日からスタートしているので、今ではある程度落ち着いていると思いますが、
平日にしてはけっこうな数のお客さんが来ていました。





入ってみると、いきなり巨大な武蔵がお出迎え。
どれくらい大きいのかというと、たぶん人が前にたつと刀の鞘までくらいでしょうか。

中は撮影禁止なので、写真を撮ることができるのは、
エントランスにあるこの絵と、出口にあるものくらい。
出口ではスタッフの方が撮影してくれた写真を携帯のQRコードで読み取ることができます。(無料)

今までのバガボンドで使われた原画などが展示してあるのかと思っていたのですが、
今回のために作られた新たなストーリーをマンガ形式で順に見ていくという形式でした。

様々なサイズで描かれた筆と墨による原画に、とにかく圧倒されっぱなし。
漫画家というよりも、水墨画家の域です。

印象に残る言葉も多かったけれど、
言葉は絵の横にそっと添えられているだけ。

言葉以上に、描かれた絵から伝わるものが多かった。
だからこそ彼は小説ではなくマンガで勝負するのだと思います。

今回使用された原画が全て収録されている図録も買ったけれど、
やはり彼の想いが込められたあの空間をくぐり抜けるという体験とはまた違う。

大阪では3月まで開催されているので、機会があれば是非。
この次は仙台で5月に開催予定だそうです。


井上雄彦 最後のマンガ展 オフィシャルサイト
http://www.flow-er.co.jp/
スタッフの方による制作日記
http://www.flow-er.co.jp/osaka/ishibashi/