光夫さんがvioletに出ないと分かってバタバタ手配したチケットでしたが(色々あった最近私ミス多い)めちゃくちゃよかったです!
これもまた新しい感じですね
ミュージカル界の主役級のキャストばかりを集めているのに、歌いあげる系の曲は少なく、
アプローチは極めて演劇的。セットもシンプル、手動で椅子やテーブルを巧みに使う。
それでもひとたび歌い出せばさすがの一言ソロはほとんどないけれど、たとえ細切れでもデュエットでも合唱でも、皆さん唸るほど上手いっす。
お話のテーマは911。アメリカ領空が封鎖され、降りられなくなった飛行機は急遽カナダの小さな島、ニューファンドランドのガンダー空港に着陸することに。
人口1万の島に、突如7000人もの人がやってくる。それを躊躇なく受け入れるガンダーの人々。
乗客たちは詳しいことを知らされていなかった。
まだスマホもWi-Fiもない時代。
様々な国籍、言語、宗教を持つ人たち。当然トラブルもあり、出会いもあり…
5日間の実在の物語を100分ノンストップのミュージカルでお届けします!
この舞台が素敵なのは、すごくドラマチックに仕上げるのではなく、どこか淡々と、リアルに戸惑いや悲しみや怒り、慈しみ、人の善良さなどを描いているところかな?って思います。
前半は911当時のことを思い出したりしながら観ていました。(私は出張中で四国のビジネスホテルでテレビを見ていた)
後半が特に好きだーーー。石川禅さんと安蘭さんの関係もすき
丸々ソロがあるのは機長の濱めぐさんだけ?ですがそれめちゃくちゃイイです
あとはひときわ響く重低音の光夫さんやっぱり好きだぁ
橋本さとしさんがかっこよかったです
浦井健治くんと田代万里生くんの関係も好き
加藤和樹くんのリアルな青年像もよかった。
とにかく皆さん素晴らしい!
アイリッシュな音楽、バンド演奏もよいのー
これ以上はネタバレしたくないので、カテコの話でも。この日ぴあの貸切だったのでスペシャルカテコがありました。
仕切りは町長役のさとしさんで、誰を指名しよーかなー?とニヤニヤ
コソコソ後ろに隠れようとする数名。
『絶対指名しないで!と言ってたのが3人います』
その時、万里生くんが、『あ、皆さん座ってくださいね』と客席に言ってくれていたのを見て、いきなりご指名
万『え、おれ?』
想定外なんだけどー!と言いつつご挨拶。大変な舞台だって仰ってましたよ。『ほら、バミリとかすごいでしょ?』って、はい2階席だったのでよく見えました。
そのあと、『指名しないで』と言ってた3人へ(笑)
柚希さん→安蘭さん→石川禅さんの順だったかな?
最後、光夫さんが
み『おれ、言いたいことあるんだけど』とおっしゃって。
さとしさんの某ポーズのところが今日はウケなかったからもう一度やって!と
さ『お前が言った通りにやったから滑ったんだろ?!』と反論
で結局、客席も巻き込んでそのポーズをやって終わりました。楽しかったよーーー!!座組の仲のよさが伺えました
https://horipro-stage.jp/stage/comefromaway2024/