24時間再生とゆー、なかなか難しい配信でしたが凝視なんとか確保して見ました!


うん、やっぱり面白いわ、これ!スマホがうまくいかずPCで再生したら、音がショボくなっちゃったけど泣き笑い泣き笑い


私好みなんですよねー飛び出すハート人の美醜とゆー不確かなものがテーマだし、音楽もロック調で少しジャジィだったり、ヘビーメタル風だったり。


何よりそこはかとなく漂う背徳感飛び出すハートたまんないわ!


ただ、やはり生で観てこその舞台でもあって。余白が多いから(ヒロインの姿がないから)空間があった方がいいよね。透明人間の亜美ちゃんの演出が、映像だとあまり生きないのが残念かな知らんぷり


逆に馬場さんと古屋敬多くんの良さは映像の方が分かったかも。


あとね、アラバスターの妄執ってゆーか狂気とゆーか、ハッキリ言って気持ち悪さが、映像の方がよく分かる驚きじじいキモい!(宮原さんが上手いゆえよ?)


私は改めて、おっさん+少女つー組み合わせが、苦手!気持ち悪いでーーーーーす!


配信明日までなので(チケットもう買えません)、盛大にネタバレしつつお話を紹介!※私見まみれ


醜いアザが全身にある男性、後のアラバスターくんは、努力を重ね、オリンピックでメダルをとり意気揚々。しかし、恋人は彼の名声のみが目当てで、見た目を罵られ振られちゃいます。


『この世から消えたい』

『復讐したい』

とゆー(現代でもよくある)気持ちを抱え、自殺しようとしたところで、体を透明人間にする装置を譲り受けてしまう。


しかし、半端にそれを使ったことで完全な透明人間にならず、半透明の醜い体になってしまったのだ!


まあ、それでも『アラバスター』と名乗り、美しいものを醜いモノに変えよう!とゆー迷惑なテロ集団を作り上げてしまいます。そこに組み込まれてしまうのが、完全な透明人間の亜美ちゃんです。


亜美ちゃんは、生まれた時の事情で透明人間、育ての親に大切に隠されながら育てられたのですが、フツーの体ではない自分に悩み、ゲンとゆー少年にそそのかされ、家出。


『美しいと愛されて、醜いと嫌われる』『何が正しくて、何が悪いものなのかよく分からない』世間知らずの亜美は、自分と同じ、“フツーじゃない見た目”のアラバスターにシンパシーを感じ、ついて行ってしまいます。


さて、アラバスターを逮捕しよーとする、インターポールから派遣されてきたのが、ロック捜査官。こちら、アラバスターや亜美と対照的な、


『美しい見た目と、ゲスな中身』の象徴。

改めて配信見ると、まーー矢田悠祐くん徹底的にイキイキとゲス役をやっております!特に亜美にペンキ塗るとこ酷い&楽しそう驚き驚き


でもロックが酷ければ酷いほど、“美しいって何?”なるわけ。


ロックに酷いめにあわされた亜美ちゃんは、『見た目が美しくたって、ひでーヤツもいるし!?私が醜いからって、なんでこんな目に合わなきゃいけないのよー?』ってなるよねー真顔

ここからアラバスターの狂気に同調していくことに…


2幕間。

なし崩しでアラバスターの仲間になっていたゲンは亜美がだんだん闇落ちして狂っていくのが耐えられず、亜美の兄に助けを求めます。


この兄が馬場良馬さんね!すごいミュージカル面子の中で何故馬場さんがキャスティングされたのか??と思ったけど凝視たぶん、ここからのお芝居のためなんじゃないかなー?重要なの。


亜美を説得しようとする兄とゲン。アラバスターの根城を爆破しようとするロック。亜美を行かせまいとするアラバスター。


…なんですけどね、亜美の姿は見えないわけ!見えない相手との演技!結果を言えば最後に残るのは亜美と兄だけなので、馬場良馬さんラスト辺りほぼ一人芝居です真顔真顔


ここの説得力がさーーーーー!ちょっと若い役者には出来ないわな、と思うのです拍手お見事拍手


最後の亜美のセリフ

『兄さん、夕日よ!キレイね』

←涼風真世さん、徹底してお姿見せません


がめちゃくちゃ効いている!終わり方がちょっとアングラ風なのも好き!


ハッキリ言えば最後はバッドエンドなので、東京千秋楽の時、馬場さんはカテコで『ラストで妹を助けたいです。大阪公演ではバッドエンドを変えてみせます!』って言ってたんですよーにっこりにっこり


あー面白かった!


やっぱり矢田くんのロックは美しくて、クズ全開で好き!最初出て来た時のビジュアルが、ほんと手塚治虫的で驚く。ロリ系の漫画等身なのー!


だんだんテンション上がっていく感じもすきよだれ


ダンサーの穴沢裕介くんの、影の演技も映像でゆっくり見れて楽しかったですよだれ彼が色んなキャストに絡みつく感じやニタッと笑う感じが、とても背徳的でやっぱり好き!


配信あったんだから、ぜひ円盤出して欲しいです!これは高くても買うぞーーーー!!


お写真は(色々配信に不慣れな感じの)公式さんから。


全然関係ないのですが、シュレックのオーディション風景が上がっててですね。シュレックも醜い容姿を持ち、

『明るく美しい世界などいらなーいルンルン』って歌ってるんで、言ってることはアラバスターと同じやねん凝視

でも丸っ切り仕上がりが違うのが面白いなーと思いました!