これ、めっちゃ面白かった！
よい舞台！もう今年のマイ観劇ベストは出揃ったと思ったけれど、ちょっと揺らぎます
石丸幹二さんのモリーナが見事な女優っぷりを発揮しておられました
村井良大くんのバレンティンが男臭くて誠実そうなのに…でキュン死_(┐「ε:)_
そして絶妙なタイミングで歌う安蘭さんの『♪蜘蛛女のキス』最高じゃん
今回盛大にネタバレしてレポします。（これから観る方は回れ右でお願いします！）なぜかとゆーと、私のキュン死ポイントがラストシーンにあるからです。ここを語りたいのよう〜(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
南米のとある刑務所に政治犯の男バレンティン（村井良大くん）が放り込まれます。同室になったのはモリーナとゆー中年のオ◯マ。
この石丸幹二さんのモリーナがとっても乙女で可愛いくてねえーーー
アパレルのディスプレイデザイナーなのかな？オシャレとか映画とか綺麗なものが大好き。
看守にイジメられたり、辛いことがあると好きな映画の大スター『オーロラ』の妄想に逃げて凌いでいます。（このオーロラが安蘭けいさん。蜘蛛女と二役です）
そんなモリーナ、若く頭の硬い革命家のバレンティンからすればうるさいおばちゃんなので、上手くやっていける訳ありません。
しかし獄中生活を共にしているうちに、お互い段々心を開いていきます。（色々あるからね）
バレンティンの方は連日ひどい拷問を受け、精神的にもまいってくるし、モリーナの方も実は刑務所の所長に『バレンティンを探れ。そうしたら出してやる。病気の母親にも会えるぞ』と言われているのです
村井良大くんのバレンティンはね、真っ直ぐで男臭いのだけど、なんか少年ぽさを残していて、すごく母性本能をくすぐられるタイプ。『私の好みじゃないから安心して！』なんて言ってたモリーナですがイチコロだろ、っておばちゃんは思う
最終的に、モリーナは模範囚として出所するのですがそれもワナ。
最後の夜、バレンティンはふと思います。
『モリーナに触れればきっと俺の頼みを聞いてくれるはず』
バレンティンは自分の仲間（オンナね）と連絡を取って欲しい。とお願いします。
『聞きたくないわ！』と耳を塞ぐモリーナ。
しかし…バレンティンに抱きしめられ、ピーーーーーーーー（自主規制）なモリーナは結局引き受けてしまうのでした。（ビックリしたわ、ここまでやるのかと♡）
結果は…予想通り、まんまと捕まるモリーナ。拳銃を突きつけられ
『連絡した相手を吐くか死ぬか』と迫られます。
その姿を見たバレンティン。悔恨でいっぱい…
『もういい！吐いてくれ。俺はお前にそこまでしてもらう価値のない男だ…』
はい、ここが私のキュン死ポイントでした〜
本来とても真面目でいい人そうな村井良大バレンティンはおよそ人を騙したり利用しようなんて考えないタイプだろうに、獄中生活の辛さモロモロで、自分に惚れているオ◯マを利用しようとしたとこ…悪になりきれないとこ…その弱さにめちゃくちゃ萌え〜でした
村井良大くんて歌もお芝居も何やっても上手い人だと思っていたけど、ツボに刺さったのは初めてなんです。いやー上手いわー！『手紙』がますますたーのーしーみー
最後どうなったか？は流石に内緒にしておきますね。で、私はここのバーン！！で終わりでよかったんですけど、（後味悪いのが好きなんのよ）
フィナーレもあります。まあ、なるほどね！なフィナーレなんだけどさ。私はココなくてもいいな
私のキュン死ポイント優先のレポになっちゃいましたがほか色々深い、考えさせらるお話です。
安蘭さんは、モリーナの妄想のたびに出てくるオーロラってスクリーン女優の役と蜘蛛女の役の二役で、交互に出てきます。
どっちかとゆーと、ショーアップ部分の担当って感じです。（ヒロインはモリーナなんだと思う）衣装も毎回変わってお美しい
オーロラは愛と平和の象徴で、
蜘蛛女は死と運命なんだそうです
（女版トートみたい）
蜘蛛女は最初は遠くに現れては消え、だんだん近づいてくるのがなんとも不穏でステキでした
私は『♪蜘蛛女のキス』ってテーマ曲がめっちゃ好きで↓
どこでそれが歌われるのかドキドキしながら待っていて、もうホント1番いいところで、まさにキターーーーー(°▽°)ーー！ってなりましたわ。最高
もちろん歌ウマさんばかりなのでミュージカルとしても完成度高い！
なかなか翌日も余韻が残るいい舞台でしたわよ〜。おすすめです
石丸幹二さんの女優っぷりがとにかくお見事です
好き〜
お写真こちらから！
東京芸術劇場@geigeki_info
石丸幹二、安蘭けい、相葉裕樹・村井良大のコメント＆舞台写真が到着 獄房で繰り広げられるラブストーリー、ミュージカル『蜘蛛女のキス』が開幕 | SPICE - エ... https://t.co/qulxmdUpps
2021年11月28日 13:15