色は匂えど

色は匂えど

40から本気出す

と、
常々幼児の頃から思い
生きてきて、

得意の

先延ばしの悪癖

かと思いきや、
39にて急転直下!

もしや

神さまとの盟約だったか!

と、
うち震えながら色々
赤裸々公開するっちゃよ!

Amebaでブログを始めよう!
昨日は
母を送ったあとに、

後悔でもなく罪悪感でもなく、
なんの感傷も無く

ポタポタと、
目から水が出ました


出るものなら、
出しきった方がいいと、

ポタポタ
ポタポタ

一時間半ほど
流しました


落ち着いてから、
会いたいひとに会いに行き、

一昨日、
母の背中をゴシゴシ洗った
温泉に一人で行き、
二時間ほど浸かっていました


海水の半分の塩分濃度、
とされている温泉



ここ一ヶ月ほど、
恐ろしいほどに
沸いていた、
食欲がストンと
落ち着きました


ご飯のあと、
狂ったように
貪っていた、
甘いものへの
執着も無くなりました


食べたくないなら、
食べなくてもいい

そう眠りについて

何度も、何度も、
母が動いていた時間に、
目が覚めました


もう、物音はしないのに


そして、
今朝になったら
涙が

ボタボタボタッ

と、落ちてきました


寂しいんです

過ぎてみれば、
良いところ、良いこと
そればかり思い出して、
ほんとうに勝手な話です

「おかぁさーん」
「なんてね」

一人で言いながら、
母の部屋の襖を
開けてみたり

心のなかで
カラカラ
風が空回りするような

そんな静けさと
胸騒ぎを抱えて、
今日という日を
過ごしました


寂しさに耐えかねて、
母に電話をしました

聴覚にも難がある母
普段なら携帯の音も
わかりません


2コール半で、
繋がりました

「電話、持って歩いてるから!」

「わたしも電話しようと思って、
  時間見計らってたんだよ」

「あのね、ここへ来て3食食べて
 いかにアンタのご飯が美味しかったか
 よくわかったよ

 アンタ、お店開いてもやってけるよ
 有り難うね、感謝してるよ」


そう言われて、
また涙が
ボタボタボタッ
と落ちました

『お母さん、こちらの方こそ、感謝だよ』

『わたしが決めた別れなのに、
  ごめんね、寂しいよ

  ワガママでごめんね、勝手な話でごめんね』

『いままで、有り難うね』

きっと、
泣いてるって
わかっちゃうだろうな

「私も、寂しいよ
  でもね、お互い慣れていかなきゃ
  すぐに慣れるよ、大丈夫」

そう、励まされました


名残惜しいのは
お互いさまで、
母の

いまそれ、
話さなくてもよくないかい?

という話題が
ポンポン飛び出している
最中に、
電話が切れました

中途半端だったので、
かけ直したら
その後繋がりませんでした

長電話で、
施設のひとに
怒られちゃったかな?


一緒にいても、
離れていても、
心配性のわたしです