ナイジェリアは、経済が拡大している。
急速に豊かになっている国のひとつである。
しかし、多くの国民は実感がない。
南アフリカ同様、ごくごく一部の人のみ
経済的恩恵をうけているのである。
ナイジェリア人たちは、ボコハラムに恐怖を感じている。
ボコハラムは、殺人事件や様々な事件を犯している。
政府は、強烈な事件を犯す人たちをなんとか懐柔しようと、利権を渡したりする。
利権をもらったナイジェリア人は、リッチになりヴィクトリア島に移住する。
犯罪を行い、政府をゆすって、リッチになり、ヴィクトリア島で過ごすというのが
ひとつの成功パターンになってしまったのだ。
ボコハラムは、どんどん犯罪を行う。
ボコハラムに所属する人も、生活のために、安全のために、仕方なく所属している人も多い。
北部でボコハラムを敵に回すと、どのようなことをされるか分からないからだ。
生活のために、ボコハラムに入っている人も多い。
ナイジェリアでは現在、非常に政府への不満が高まっている。
国民の意見は、「大統領は頑張っているが、とても遅い」というようなものだろう。
治安が悪く、貧困層が多い。経済が急速に発展しても、多くの人は恩恵にあずかれず、置いてけぼりである。
急速に経済発展している国には、影のある国が多いという印象。