何?大殺界とかなの?
誰が?あたしなの?うちの誰かなの?
やっとママさんが元気になってきた矢先にまたもや悪い知らせが入った。
1週間程前に、叔母が急逝したとの電話があり
びっくり。
叔母はママさんの姉で九州で独り暮らししてた。
ママさんの入院中は何度も電話で話してたし、年齢の割にはしっかりしてて元気そうだったのに。
原因はわからずだけど、数年前に脳梗塞やってたので恐らくまたそれかと。
一応変死扱いなので警察が入っちゃったから面倒な事になってしまいバタバタ。
連絡のつく親族がうちだけだったので、諸々の手配やらなんやらで電話ばっか。
未経験の事ばかりでまーた頭痛い。
悲しいとかよりも、なんなん!?って思うことの方が多くて申し訳ないけどうんざり。
叔母に対してではなく行政とかにね。
長くなるし気持ちのいい話じゃないけど書く!
まず、様子がおかしいと隣の住人から連絡があり、叔母の部屋に入っていいかと管理人さんから家へ連絡があった。
お願いして、しばらく待ってたけど折り返しが無かったから大丈夫だったのだろうと思っていた。
でも数時間後に連絡があり、亡くなっていたと。
そう言う場合、管理人さんは警察へ連絡して一緒に部屋へ入って貰うらしい。
事件の場合もあるのでね。
そこで警察は、病死なのか事件性があるのかを判断するのだけど、叔母の場合は事件性はないとの判断だった。
にも関わらず、警察は部屋の中を物色し、現金、通帳、携帯電話等の貴重品を押収して行ったと。
なんで?って思ったけどそれが通常らしい。
そして諸々あって、市役所が葬儀の手配をしてくれたのだけど、その頃には警察、管理人さん、市役所、葬儀やさんからの電話攻撃でわけわからん!
決めなきゃいけない事がぶわーっとあって、残された方はホントに大変だわ。
で。まずは一つ目のイラッ。
警察がね、貴重品を取りに来いって言うのよ。
九州まで。え?
親族に手渡しじゃないと返せないからって事なんだけど、そんな急には無理だし今はコロナで緊急事態宣言出てるし行けません。って言ったのよ。
そうですよねー、でも来て頂けないと返せないものですから。ずっとこちらで預かるわけにもいかなくて…と。無理なものは無理なので、いつまでなら預かって貰えますか?と聞くと上司に相談しますと。そしてまだ連絡無し。
2つ目のイラッ。
最初に葬儀やさんからの電話で、まずは遺骨をどうするかって話しだったのね。
全集骨か分骨か一部だけ取るか色々あるらしい。
やり方はその地方にもよるみたいだけどね。
次に費用はこのくらいかかりますとお値段の話し。はいはいと聞いて承諾して、遺骨も送って貰える様だしひとまず無事に火葬まで終わるって思っていたのだけど…。
明日荼毘に伏しますって連絡があった時に、実は諸々の費用の他になんちゃら費って言うのがかかりましてーーーーと。
なにそれ初耳です。
何ですか?詳細と金額は?と聞くと、説明してくれた。簡単に言うと火葬までの準備費用と雑費で10万だって。
聞いてないよ!纏めてよ!
もうそこまで来て仕方ないじゃんね。
ダメと言わせない手口にしか思えない。
3つ目のイラッ。
不動産屋さんからの連絡で部屋の片付けをどうするかの件。
不動産屋さん的には片付けるにしろ捨てるにしろ立ち会って頂かないと。来月になると家賃が発生しちゃうから今月中に来てって事らしいけど、あーでこーで行けないからお任せ出来ませんか?と言うと何があっても文句は言いませんと念書を頂けるのならって事だったのでお願いしますと言ったのに、後になってやっぱり部屋の物は遺産扱いなので親族の許可無しでは捨てられない…云々。あーーーー。
あのさ、叔母がどんな部屋で何を持ってるかは分からないのよ。
まぁ事情が色々あって、なんせ20年以上会ってないからね。電話では連絡取ってたけど、ママさんも叔母もお互い歳だし行き来もできないし。
そんなんだから仲良くしてくれていた管理人さんの方がよく知ってると思うから任せますって事にしたいの。
もうホントに大変なのっ!
後から後からマジでなんなん?
今後は納骨の話しもあるしまだまだ大変ですねん。故人を悼むのはまだ先になりそうだわ。
あ、あたしは大殺界じゃなかった。