生きる目的とは、なんだろう。
有限の人生に、目的があったとしよう。それが、かなったらうれしいに違いない。かなわなかったら、きっと悔しい思いをするだろう。
ただそれは自分の生きている間に感じることだ。
今の気持ち、不安や嫉妬も楽しみやうれしさも、どんな出来事も、自分が生きていなければ意味はなくなるだろう。
長年の努力が報われて達成感があったとしても、人は皆いつかは死んでしまう。そうしたら自分の思いは無くなってしまう。死んでから思い返すことはできない。歴史的な偉業達成であっても同じことだ。
そう分かっていても、やはり人生の目的には、意味があると言えるのだろうか。
人生の目的について、3つの候補を書いてみる。
1.この世に自分が生きた証として、どんな分野であれ自分の功績を、世の中に残すことが目的だ。
2.自分が決めた夢や目標を達成することが目的だ。
3. 日々楽しく生きられることが目的だ。人からの評価は関係ない。夢も成功も地位や名誉も必要条件ではない。
1.について
スポーツ、ビジネス、政治、科学者、哲学者。
歌手、俳優、コメディアン、作家、映画監督。
棋士でも競輪選手でも大食いでもいい。
どんな分野でもトップになること。
社会に貢献すること。ある分野での天才。世の中に認められて結果を残すこと。
それは生きる目的とも言える。夢中になってやりたいことに邁進した結果ともいえる。
ただ全ての人が達成できることではない。
2.について
何を目標とするかは自由だし、日々に変わってもいいとするならば、全ての人がいつかは自分の目標を達成させることも可能だろう。
もちろん努力や頑張りが必要だし、簡単ではないしうまくいかない人もいる。
子供の頃の夢や、壮大な夢でなく、人から見たらささやかな、あるいは妥協したように見える目標であっても、自分にとっての生きる目的となるのであれば、それはそれでいいのだろう。
まあまあのいい生活を手に入れること。職場での評価。マイホーム、年収、昇進、家庭、家族、友人関係、趣味、特技、海外旅行。誰かのために生きるという目標もありうる。
重要なのは、世間に広く認められるかの結果は必要なく、自分の個人目標を達成したかを目的にできることだ。
2.の結果として、世の中に認められるような夢や成功を達成したら、それは、1.の目的も充足する結果となるだろう。
3.について
楽しいの定義は人それぞれだ。だからこれは誰にでも目的を成し遂げられる。肯定的に言えば、どんなことがあっても、また立ち上がればいいし、楽しめばいいとも言える。
否定的に言えば、楽をして生きられれば、何もしなくても、向上心とか勤勉でなくても、だらだらしていても、楽しければそれでいい、となる。
3.の気持ちでも、楽しく生きる結果として成功者になることはあるだろうし、世の中に評価される結果を得ることもありうるだろう。
1.と2.は、なんらかの目標や意義を、自分の人生に求めようとしている。
3.は、ただ日々を楽しく生きたいだけで、意義などは必須ではない(あってもいいが)。
内容を問わず、楽しくいられること自体が目的になっている。
3つは成功のハードルという基準が異なる。
1.から3. が人生に求めるものは、以下となる。
1. 他者評価される結果を残すこと。
2. 自己評価できる結果を得ること。
3. 評価にとらわれず、生きやすい生き方を見つけること。
また
1.他人に打ち勝つナンバーワン
2.自分だけのオンリーワン
3.ナンバーワンでもオンリーワンでも何者でもなくていいので楽しくいたい。
とも言える。
1.は世の中に評価されることで、自分の存在意義を重要視している。他者である世の中の評価が必要で、成功(目標達成)のハードルが一番高い。
2.は自分で決めたことの実現が目的であり、成功(目標達成)のハードルは自分で決められる。達成可能な目標を立てればよい、ということになる。
3.は、夢とか意義とかに縛られない、もっと広範囲の幸せ、楽しいことでよいとする。
ハードルは低いし、逆に言うと緩すぎる。
夢に破れることから逃げてる言い訳でもある。
家が大金持ちでもない限り、ただ楽に楽しく生きることは容易にはできない。みな何かしら我慢して生きているし、夢や目標のために犠牲にしていることがある。自分の楽しいを優先して生きていくということは、非常に難しいことだ。
自分の人生が、楽しくいられるようにしたい。
そのためにどう生きればいいのか?、自分の特性や特技、性格、世間の状況を考えて、何をしたら自分として楽に生きられるのか、その方法を探すことが目的となる。
つまり3.の人生の目的は、世間の評価基準にとらわれず、自分の生きやすい生き方を見つけることだ。
毎日進歩しないのは罪だと、
向上心を持って日々がんばることが正しいと
それだけに決まっているわけじゃない。
毎日の企業や社会が求めるテンションについていけなかったり、それが当たり前と言われても困る時もある。
もちろん、いつも前向きに笑顔で、オープンマインドで、何事にもぶつかっていく
という気持ちはさわやかだし、実際、いい時はとても自分自身も元気になれる。楽しい。
そのときは、向上心を持たない人が、ダメな人にすら見えてくる。
でも落ち込んだりもするし、投げ出したくなるときもあるし、現状維持でいいから、これ以上がんばりたくないときもある。
どちらもなりうるし、それでいいんだと思う。
自分にとっての生きる目的とはなんだろう。
自分の目標は、どんなことでも、
最終的には、自己満足だ。
誰かに評価されることも、
誰かのために生きることも、
自分の目標でも、
ただ楽しくいたいことも、
同じことだろう。
同じことなら、自分が一番やりたいことを目的にすればいいんだと分かる。
どうしても生きているうちに、
やっておきたいことは何だろう?
どんな目的も自分だけにしか決められない。
本当はやってみたいことがある。
お金に余裕があって、自分のことだけを
考えて生きてよいのなら、
挑戦してみたいことがある。
だからそれを当面の目標にしよう。
生きる目的は、楽しく日々をすごしたい。
すれがすべてと思うときもあり、
ただ当面の目標も持ちたい。
いろいろ考えてみたけど、
人生の目的をもつことは、意味があるんだろうと思えた。
1.〜3.のどの目的であれ、前向きな姿勢と、自分の力を出し切ろうとすること、思い切ってぶつかっていくこと、それが大事だと思う。
生きる目的は、今を楽しく生きるために必要なんだということに気づいた。
うまくいくことも、いかないことも、
いろいろなことがあることが、すべてのことが人生であり、より良く生きようとするために目的は必要なんだと思う。