選手たちの言葉 | ~Football Journey ~【※現在、東南アジアでひと休み中】

選手たちの言葉


昨日の練習前、大雨が降った。 

グラウンドに行ってみると案の定、水浸しだった。 

だが、そんなこと全く気にもせず、練習に取り組んでいる選手たちの姿があった。 
image 









僕は、事務所が停電&雨漏りしたため、急遽スタンドで幕作成の作業を行なうことにした。 

この選手たちの幕は当初、質より量と思い、シンプルに名前と番号だけを書いていた。 

だが最近、量が多くなってきたのでちょっとした小ネタやデザインに少し凝ってみた。 


こちらはプライバット選手のもの。試合で活躍すると自分でスーパースターと言い張るのでそのまま幕に書いてみた。笑 
image 
  
こちらはゴー選手。その名の通り、サイドを前へ前へかけ上がるのが特徴の選手なのでこのようにシンプルに名前を並べてみた顔が少しかわいらしいこともあるのでカンボジア人スタッフのモイのアドバイスでハートを付け加えてみた。 
image 
  




練習はランニングからハーフコートで行われており、スタンドまで選手たちの声が聞こえてくる。よほど盛り上がっていたのだろう。 
image 
  




フィールドプレイヤー達の練習が終わった後、GKの練習がはじまる。 


写真右端に見えるのは木原選手兼監督。フィールドプレイヤーの練習が終わった後でもGKのゴールキック練習に最後まで付き合っている。特にゴールキックが苦手な第3GKのマットのキックに対してナイスボールと言って、その声を聞いたマットが練習後嬉しそうにしていたのが印象的だった。 
image 

選手兼任監督というのは、自分の練習だけでなく、常にチーム全体のことを見て、選手にかける言葉の一つ一つ考えている。彼がこのチームの選手たちに愛され、尊敬され続けているのを再確認することができた。 
image 






そして、練習後に今後の応援番組「ぶっちゃけタイガー」内でGK特集をするということでGKの3人にインタビューを行なった。 


練習後は通訳のノイを通して、必ず吉田康幸選手兼GKコーチがマイ、マットの2選手に対して話をする。いつもはチームの雰囲気を良くするムードメーカーのように関西弁でたくさん話している吉田選手兼コーチだが、練習となると目が変わり、2人の良かった点、修正点などからGKとしての心構えなどをしっかり伝えていた。先日PKを止め、大歓声に迎え入れられたマイはじめ、カンボジアには才能あるGKがいる。彼らを育てるという点でも吉田選手兼コーチの存在が今後のカンボジアのGKにとって非常に重要になると日々実感している。 
image 



そして、インタビューをしていて嬉しかったことがある。 

質問の中に「試合の雰囲気はどうか?」というのがあって、皆楽しそうに話してくれた。 



<マイ選手>
今季の試合の雰囲気は、スタジアムにたくさん幕もあって、自分の写真などが貼られていたり、お客さんがたくさん来てくれているいい雰囲気の中で試合ができているのが嬉しいです。

<マット選手>
試合の雰囲気はとても気に入っています。
毎試合、スタジアムにたくさんのファンが来てくれて、スタンドには自分の写真などが飾ってあるのを見ると嬉しい気持ちになります。ハーフタイムイベントではいつもソンハーが盛り上げてくれていて、選手たちも楽しんでいます。



よく自分のパネルや幕を見つけては写真を撮る選手たちの姿は見かけていたが 、これまでカンボジア人選手たちの口から試合の雰囲気の様子を聞く機会はなかなかありませんでした。 

なので、彼らの生の声を聞くという点でも今回のこのインタビューは本当に良かったと思いました。 

日本国内での放送ディレクター・勝藤くんありがとう! 




そんなぶっちゃけタイガーの放送は今週木曜日! 

今回のGK特集はたくさんの方に見てもらいたいです! 
wpid-wp-1439274718789 




今後は、選手の声などももっと紹介していきたいと思います。