独占欲の強い男、竜。

回を増すごとに、独占欲が強くなる。

私がお風呂に入っている時に電話をかけてきた。

もちろん、お風呂に携帯は持ち込まないため、
電話にでることはできない。

しかし、竜は

『お風呂に入るのなら、入る前に連絡くれ。
 電話にでてくれなかったら、心配するだろ?』

驚いた。
ここまでとは。

竜からメールがきて、すぐに返さないと。。

『返事がないよ?』

こんなふうに送られてくる。


私は自分でいうのもなんだけど、
とてもマイペースでめんどくさがりや。

慣れない独占欲に。。
ただただ戸惑う。

そんな私に竜は言う。

『俺は今までの男とは別物だよ?』


これからどうなるのだろうか。
『それじゃ軽い女と思われても仕方ないね』


私の今までのことを全否定されたようで。。
悔しくて悲しい。。

『ありえないよ』


竜から、今までの恋愛について聞かれた。
正直に話した。

・何人とつきあったか
・何人とHしたか
・ナンパされたらついていくか

そんな質問を永遠とされ。。。
私は素直に答えた。
私の全てを知ってほしかったからだ。。

けど

『がっかりだ』

と言われた。

『なんでもっと自分を大切にしない?』

とも言われた。

確かに、竜の意見は正論だ。

私は好奇心だけで、男の人と寝たこともある。

もう10年前ぐらい前だ。

『今の私をみてほしい』

愕然としている竜に言った。

しかし

『10年前なんて関係ないだろ?オレも好奇心で?』

だめだった。。
私の想いは伝わらない。。
『ちがう!そんな気持ちで好きにならないよ!』

『お願い。。信じて。。』


長い沈黙が続いた。


竜から口を開いてくれた。

『オレがまだまだ子供だからかもしれないけど。。
 やっぱり、好きな人がそんな軽い女だったと聞いたら
 ショックだよ。。』



竜。。竜。。竜が遠退いていく
10日間遅れて生理がきた。

『もし子供ができたらどうしてた?』

ついつい、竜に聞いてしまった。

『殺させはしないよ。。』


一体、どうするつもりなんだろう?


竜はいつも言う。

『オレの存在が、おまえの中で一番であってほしい』


どうするつもりなんだろう?

。。きっと奥さんは竜のことがまだ好きだ

竜が嫌いなら、
子供を連れて姿消すでしょ。。
私ならそうする。。


二人でいる時、
奥さんからよく電話がかかる。

竜は電話にでない。

私にきをつかっているのかな。。


一番かわいそうなのは、
子供だ。
一番の犠牲は、
子供だ。


竜と子供の写メを見てしまった。

私の知らない竜が写っている。

その笑顔。。

私にはできないよね。。
私には。。


ごめん。

竜といつものように
携帯メールでやりとりをする。

『もう、我慢できないよ。。』

『今日会える?』

お互いの仕事を終え、
会社から少し離れた場所で待ち合わせ。

夜だと逆に目立つから、
わざと時間を早くして。。
16時に待ち合わせ(笑)

この時間は、賑やかな繁華街でも
配達のバイクぐらいしか通らない。

『ほらっ、手いれて!』

竜の紺色のコートのポケットに手をいれる。。

そして、竜の手も入ってきた。


あったかいよ。
すっごくあったかい。。


そのまま、シャンパンを2本買って
チーズとチョコレート。。

ホテルの部屋は狭いけど、
いいんだ。。


竜のキスは優しい。
身体中キスしてくれる。
心地よい。
きもちよすぎて、、
キスだけで濡れちゃう。。

そんな濡れた私を見て
竜も興奮する。。

ずっと身体を重ねる。。
竜のぬくもりがたまらなく。。
気が遠くなる。。


二人でいる時間は、
あっという間に過ぎる。。


バスどおりの裏路地を二人で歩く。。

手を絡み合い。。


『おまえの初めてが欲しい。。』


竜に私の初めてを。。

あげる。。