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春の選抜高校野球が終わりましたか。
背番号17でベンチ入りもギリギリの選手、
そんな彼が準決勝で史上初の2打席連続満塁ホームランを記録。
その翌日には決勝2ランを放った選手がいたって聞いたけど。
ガキのころに親父がよく口にしていたけど、
「勝負は時の運、されど運も実力のうち」と。
どっちなのって話だけど。
運は自然と訪れるものなのか。
運は自ら呼び込むことが出来るのか。
運は自ら築くことが出来るのか。
努力すれば運に近づくことが出来るのか。
中学生のころに気づいてしまった。
いくら勉強したって良い成績を収めることが出来ない人間と、
ちっとも勉強しなくたって良い成績を収めることが出来る人間、
その両極端の存在を。
だったら努力って一体なんなんだろうと。
スポーツだってそうだった。
小学生のころまでは辛うじて通用していたけれど、
中学生になると運動神経の差が顕著になって、
経験年数なんて何の意味も持たなくて。
運って便利な言葉で、
僻みっぽい僕には持ってこい。
事あるごとに成功している人を見れば、
あの人は運がよかったんだって思えば、
何とでも解釈できてしまうんだから。
努力はもちろん大事。
しないよりはした方がいい。
そんなことはわかってる。
僕は運がなかった。
高校2年生のころまで何とかかんとかでやってきたけれど、
患ってしまった時点で運の尽き。
病気を治そうと必死で努力した。
努力すればするほどこの病気は悪化した。
そんでもってこの顛末。
努力の仕方が間違っていたのか、
それとも足りなかったのか。
そういえば、
ガキの頃に親父はこうも言ってたな。
「努力は自らしたなんていうもんじゃなく人から言われるもんだ」って。
結果的に努力なんかよりも、
運をつかんだ人間の方が、
はるかに優れていて、
決して敵うことはない。
だから今夜も泣き寝入り。

