こんばんは!
タロットセラピストえんどうひろみです。
私、ブログタイトルのとおり
「いい子」でした。
そう、「都合のいい子」。
親にとっても反抗期もなく
ただ言うとおりにしてくれる
都合のいい子。
でもね、それは
「私自身にとっても”都合がいい”」こと
だったのです。
だって、嫌われないし
嫌われないから
きっと私のそばからいなくならないだろうし。
とにかく、失うことについて
とっても怖がっていたのです。
おそらく、14歳のときに
半年の間に祖母と父とが相次いで
病気で亡くなったり、などが
影響しているのだと思いますが。
だから、母ひとりだから
母から捨てられたら一人ぼっちになっちゃうから
そんなことはないとは思っていたけれど
とにかく言うとおりにしていた。
「お姉ちゃんはいい子だね」
「どうしたら、ひろみちゃんみたいに
いい子に育つの?」
といわれてる母を見るとうれしそうだし。
そういわれて、母が喜ぶことに私は
”私の存在価値”
”私の役割”
”だから私はいていいんだ”と
自分を認めていたんだよね。
そんなことをずーっとしてたら
大人になってから、さぁーたいへん!
「この人、なんかいやだなぁ」と感じても
全く意見も言わずにうなずくだけ。
そのとおりにするだけ。
だってさ、嫌われたら
一人になっちゃうかもしれないから。
捨てられちゃうかもしれないから。
「この人、私、いやだなぁ」と感じていた人にもね。
ママイキ、そしてセラピストの勉強をするまでは
このパターン、ずーっと繰り返していることに
気づいていませんでした。
----------------------------
母に自分の気持ちを伝えられるようになったのは
実は、インナーチャイルドセラピーを
受けてからなのです、私。
それまで、ずっと隠していた。
というより、
隠していたことにも気付かなかった自分。
だからもがきました。
苦しみました。
”母に対していろんな気持ちを実は持っていた自分”に
向き合うのは怖かったけど
怖さの先に
重りのとれた自分がいた。
身軽になっていた私がいた。
そして私にも
そんな勇気があるんだとわかった。
なんだかうれしかった。
まだ全てを伝えられてはいないけど。
全部を伝えなきゃ、とも思っていないけど。
伝える前に気がついたことも
あったりするから。
”私の思い込みだった”と。
--------------------------
やっぱりね、
親は身内に厳しい。
娘に厳しい。
久しぶりに母に会ったりすると
「あんたの○○がおかしい、変だ」とか
そりゃまぁ、列挙します^^
母も年もとったからねぇ~、と
スルーできればいいのですが
あまりにもしつこいときは
私はまた”黙りこくって”
ただその列挙を聞き続けていました。
以前までは。
先日、母に伝えました。
「あのさ、心配してくれるのはありがたいけど
そういつもいわれると私、悲しくなるからさ。
もう、私の欠点ばかり探さなくていいよー。」
って。
「なんでそんなことばかり言うのよ!」とは
ぶつけませんでした。
ただ、私の気持ちを伝えました。
母はなんだか驚いていました。
母はきっと、そんなふうに
私が感じていたことはわからなかったのでしょう。
「もしかしたらショック受けるかな?」と
一瞬心配しましたが
母はそのときショックとか悲しんだふうには
見えませんでした。
母もきっと、狭い世界で
(母の実家は自営業で
商店街の付き合い、また親戚も家のまわりにいたので)
「なにか周りに変だとか言われないようにちゃんとしなきゃ!」を
昔から強く意識していたのでしょう。
無意識に。
母と同じように、昔は
”周りの反応ばかり、嫌われないように
ばかりしていた私”だけど
「そんなに周りのことを気にしなくても
ゆるーくやっても大丈夫なのよー。」と
私はやっていきます。
セラピーでも、そのクライアントさんに必要だったら
伝えていきます。
そんな姿を見て母はまた
ハラハラするかもしれないけど、ね♪