高齢社会が進む日本では、今後も看護師のニーズが高まっていくだろう。
老人ホームや病院など、様々な現場で看護師は求められている。
それに在宅医療を希望する人も増えているので、訪問看護サービスの需要も伸びており、看護師の存在は欠かせないのが実情だ。
疾患や加齢によって医療サービスを必要とする人は、今後も増え続けていくので、たとえ医療業界にAIの導入が浸透していっても、看護師の求人がなくなることはないだろう。
ちなみに、私はこれからの看護師は、より専門的な知識を求められるようになると思っている。
地方では医師不足の病院もあり、そのような医療現場では、優秀な看護師が欠かせないからだ。
もちろん、看護師が医師の代行業務をすることはできないが、医師のマンパワーが不足している状況では、医師の治療方針を的確に理解し、素早く補助できる存在は欠かせない。
そのため、高い専門知識を持ち、的確な看護計画を立てられる看護師は重宝されるはずだ。
したがって、看護師が医療現場でさらなる活躍をするためには、専門分野を極められる認定看護師や専門看護師といった資格に挑戦して、常に自分の能力を磨いておく必要があるだろう。
資格を取得して経験値を高めていれば、市場価値は高まり、どんな時代でも、どんな現場でも、活躍できるチャンスを掴めるはずだ。
将来に備えた看護師のキャリアデザインについては、こちらに書かれていることも参考になるので、併せて読んでみてほしい。
