ピアノが上手くなるためには
練習
しかありません。
 
毎日コツコツやるしかないです。
やったらやっただけ身に付きますし、
やらなかったら身に付きません。
 
特に導入段階の
譜読み
が速くなるには量をこなすしかありません。
 
かたまりよみカードが終了し、
2オクターブの単音が読めるようになったら
いよいよピアノの楽譜を使ってレッスンします。
 
最初は「どれみふぁそ」の5音程度の曲から始まります。
 
当ピアノ教室では、まずは、
丸音符の「どみそ」「そしれ」「ふぁらど」
の楽譜から取り組みます。
その後、「どれみふぁそ」に入ります。
 
単音が読めるのと
楽譜を目で追って読みながら弾くのは
また別の能力で、
単音が読めているから楽譜も読めるわけではありません。
 
もちろん単音が読めないと
楽譜を読む手掛かりすら身についていないのですから
まずは単音を身に付けることが大事です。
 
ですが、単音が読めたからと、
安心してしまうと、
落とし穴。
 
楽譜を使ってピアノのレッスンをするようになったら
毎日楽譜を読み、
毎日弾くこと。
 
年長や年中のお子さんでしたら
5分や10分でいいんです。
 
回数で決めてもいいと思います。
 
幼いうちは・・・。
 
1回声に出して読んで、
2回目と3回目は弾こうね、とか。
 
毎日コツコツ積み重ねることです。
 
週のうち2・3日やっただけでは
読みながら弾くという能力は
身に付きません。
 
また、ある日は親が付いて何十分もさせたけど、
次の日は全くしなかった、
とういうのでは、
前の日にしたことは水の泡です。
 
一気に詰め込もうとしても、
それは無理です。
 
「どうしてわからないの?」
ではなく、
毎コツコツ積み重ねることです。
 
「楽譜読んでみようね。」
 
また次の日も「読んでみようね。」
 
そうしている内に読むスピードも上がり、
横に流して読む力も付いてきます。
 
1週間で課題をクリアし、
また次の課題をもらい
読む、弾くを繰り返す。
 
この繰り返えしのスピードが上がれば、
1週間に2曲の課題をこなせるようになります。
 
スラスラ読めるようになると
子どもはどんどん弾きたがります。
 
「練習しなさい」ではなく、
子どもが弾きたがるように
練習の声掛けをうまぁく促すんです。
 
親も毎日仕事も家事をあり大変です。
 
でも親がしないのに
子どもだけするはずありません。
 
導入段階の5分、10分、15分
を子どものために時間を使えるかどうかです。
 
子どものせいじゃないです。
 
弾けない、読めないのは。
 
毎日コツコツやっていて、
それでも1週間やってもできないのは
その子に対して課題が難しいから。
 
できる課題を与えるのも先生の仕事。
 
これが大事。
 
子どもはできる事に喜びを感じ、
秘めた能力を発揮してくれます。
 
ただ、何もしなくて発揮することは
絶対にありません。
 
その子に適した課題と
親の支援
このバランスが上手くいって
子どもは伸びる!