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みなさま こんにちは。

【寛子ピアノアカデミー】の
坂口寛子です。

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お久しぶりです!
 
なんと、前回の投稿は
1月9日!!!
 
ひどい………笑い泣き
 
ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符
 
 
「天才」とは
「努力する凡才のことである」
byアインシュタイン
 
私は、ピアノが好きだった。
 
やっと習わせてもらえたのは
小学1年生の4月。
 
小学生の頃は
周りから褒められ
ルンルンだった。
 
そのうち
ピアニストに憧れるようになった。
 
そして音大に行きたいと
思うようになった。
 
しかし、その術を知らなかった。
 
時は流れる。
 
高校生になり
音大に行きたい!
行けるわけがない。
 
受験対策も何もしてないんだから。
 
子どもの頃からずっと習っていた先生は
子どもながらに
導いてくれることはないな、と
肌で感じていた。
 
だから、高1の時に
高校の音楽の先生に
「音大に行きたいんですが
どうしたらいいですか?」と
聞きに行った。
 
先生は、年配男性の声楽出身の先生。
 
「あなたの家お金持ちか?」
 
私はびっくりした。
 
と、言うか、かなり衝撃だった。
 
先生が生徒に、お金持ちか?と聞くなんて。
 
でも今思えば曖昧なことで
お茶を濁すのではなく
はっきり現実を教えてくれたことに
感謝です。
 
そして私は自分で学費を調べてみた。
 
本屋さんに行くと
「音楽大学・学校案内」という
ぶっっ厚い本を見つけた。
 
それを、買って毎日のように
見た。
 
でも、ここに行くには
どうしたらいいか
わからない。
 
親はピアノは弾けないし
そんな知識もない。
 
しかし!
ここで諦めなかった。
 
高2になり女性の音楽の先生になった!
 
授業に出ると
ピアノバリバリ弾いてる。
 
よし!
 
また先生に聞きに行った。
 
「音大に行きたいんです。」と。
 
ここからだ。
 
この先生にビジバシ鍛えてもらいました。

先生は非常勤講師をしながら
自宅でピアノをレッスンをされていた。

すぐこの先生に習うようになった。

まず最初の壁は
自分がピアノをいかに浅いレベルで
習っていたのかを
思い知らされ
一気に自信がなくなった。
 
それでも好きだったから
食いついた。
 
ここからは自分が
すごくピアノが下手なんだと思い
とにかく練習でカバーした。
 
しかし、巨額な学費!
 
音大入学を諦めない私に母親が、
京都芸大出身の先生を
紹介してもらったから
音大に行けるのか
見てもらおう。
ここで無理と言われたら
諦めなさい。
 
と!!
 
まぁ結果は、
「京都芸大なんて天と地がひっくり返っても
合格しない。
他の音大なら今から頑張れば
受かる可能性もあるかな。
あるかな……くらい。」
と言われた。
 
母親は、
ほら、諦めなさい。
と言ってきたけど、
私は受かる可能性もあると言われたことに
食いついた笑
 
そして、諦めず受験した。
 
無事、合格。
 
しかし、合格しても
自分は下手なんだという
劣等感はいつもあった。
 
ある日、音大の授業で先生が、
「凡人は凡人だから努力するしかない。
天才が努力したら勝ち目ないから
凡人は努力できるように
神様はうまく作ったもんだ。」
というようなことを話してた。
 
音大4年間の授業で
この言葉は記憶に残っている。
 
ここで、それまでの劣等感を抱え
苦しかった心が溶けたのです。
 
あぁ、そっか、私は下手な凡人だから
努力すればいいし
努力するしかないんだな、と
凡人であることを
堂々と受け入れた。
 
今もこの感覚は抜けない。
 
下手な凡人だから
すご〜く気が楽で
練習あるのみ。
 
練習して上手くなるかもわからない。
 
でも、下手だと受け入れてるので
練習は辞めない。
 
ただ、それだけ。
 
私の基本的な心構えの話でした。