上野の東京国立博物館で開催されている「最澄と天台宗の全て」に行って来ました。

 

 

昨年春、深大寺の秘仏慈恵大師像のご開帳が予告されていたが、COVID-19で秋に延期され、感染者数の増加で秋もなくなり、本展覧会で公開とされていたため、結構早い段階から認識していた展覧会。

 

 

日時指定の前売り券を購入し、心待ちにしていましたが、生憎の雨天で肌寒い日でした。

 

 

 

乃木坂46とコラボした展覧会も開催されていたようで、ポスターが至る所に。

 

 

 

 

平成館の2階に上がり、音声ガイドをお借りし、いざ展示会場へ。

教科書で誰もが見たことのある伝教大師最澄像が実は十幅セットの肖像画であることを初めて知りました。

展示替えで10点揃うのは限られた期間のみと聞いており、当日は全部揃っていない日でしたが、実物大の複製と合わせて十幅全て揃っていて圧巻でした。

 

比叡山延暦寺根本中堂を模した展示。

撮影可能ポイントになっていましたが、向かい合った壁面がすりガラス状になっていて、次の部屋からみると配置された仏像の向こうにあかりが見えて幻想的でした。

 

 

深大寺の慈恵大師さまや白鳳仏 釈迦如来さまにもお会いすることができました。

慈恵大師像の胎内仏の鬼大師が深大寺で11月に公開されるようなので、出かけたいと思います。

普段見ることのできない秘仏や貴重な書画を多数拝見しました。

 

肌寒い日でしたので、帰りは温かい蕎麦でもと思い、上野藪蕎麦さんへ。

 

 

まずは温かいお茶をいただき、ほっと一息。

 

 

鴨南蛮をいただきました。

 

 

美味しかった。

ごちそうさまでした。