2018年11月23日
 
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3連休の初日、坂東三十三観音巡礼結願のお礼参りに、善光寺と対の寺北向観音へ向かうことにした。
 
別所温泉の予約が取れれば、温泉と松茸を堪能したかったが、さすがに三連休、予約は取れず、日帰り強行軍となった。
特に連休のひとり旅は宿が取りにくい。団体や家族で旅をする人はどんどん少なくなっており、1人旅をする人が増えている昨今、なんとかならないものか、ひとり旅も積極的に受け入れる宿が増えると良いのにと思う。
前日のお昼に新幹線の空席状況をネットで確認すると、午前は朝6時台に2本空席(マル表示)があるだけ。
夕方に確認すると残席わずかのサンカク表示になっている。
自由席も混んでいて座れなかった場合、長野まで立って行くのもキツイと思い、会社帰りに6時44分東京発のチケットを購入。
 
朝5時半に自宅を出発、東京発、長野行きのあさまに乗車する。
停車駅が多く、出入りが多いため、そんなに混んでおらず、意外とゆったりした感じで車中を過ごす。
途中、軽井沢から佐久平のあたりで白いものがちらちらする。
長野の天気予報は雪マークがついており、最低気温は3℃であることを思い出す。
 
長野駅善光寺口を出ると一瞬どちらに向かったら良いのか迷うが、大きな通りを渡ると表示板が現れ、善光寺まで定期的に現れるので、見落としがなければ、道中迷うことはない。
空気は冷たいが、晴れており、雪は心配しなくても良さそうだ。
 
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竹風堂さん。

栗のお菓子が美味しいので、帰りに買って帰ろう。上田にもあるかな。
 
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善光寺に向かう途中には趣のある建物やお店が多い。
 
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つるやさん。
甘酒と酒饅頭に惹かれるが、朝早いので開店前。
 
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善光寺が近づくと街並みの門前町濃度はさらに上昇。
 
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善光寺の交差点に到着。
 
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仁王門が見えてきた。
 
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宿坊が軒を並べる。
 
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宿坊の紅葉が綺麗でした。
 
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宿坊の一角にむじな地蔵さんが。
 
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仁王門が近づく。
仁王さんの写真を撮ろうとするが、光と金網の効果で写真には上手くいかず苦戦していると、地元の方より、表の仁王さんより、裏の仏像の方が面白いけど、みんな気づかずに行ってしまう。裏も見てってよと声がかかる。
 
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三面極彩色の像が門の両側に。
たしかにこれを見落とすのはもったいない。
 
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山門。スケールが大きい。
 
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本堂。
とにかく大きく、横幅より奥行きがあるのに驚く。
外陣にはびんずるさんと閻魔様が。
外陣入って右側の自販機でチケットを購入し、内陣に入る。
 
内陣に入ると、欄間の来迎二十五菩薩像が目を引く。
中央と左側に焼香台が設けてあり、座って手を合わせる。無事三十三観音巡礼を終えることが出来たことの感慨が深くなる。
 
次に戒壇めぐりに進む。
本尊の祀られている下の回廊を歩き、極楽の錠前を触って、ご本尊と結縁するのだという。
階段を下り少しすると、真っ暗になり何も見えなくなる。
ただし、何人かできている方々があーだこーだ言いながら前後を歩くので、なんとなく様子がわかる。
途中まっすぐでなく、急に曲がる場所があるが、スピードが落ちたり、どっちどっちといった声が聞こえるので、右手で壁を触りながら進むと絶対に錠前は触ることが出来そうだ。
ただし、人がいない時間に1人で入れと言われれば、かなりの恐怖だろう。
 
階段めぐりを終え、階段を登ったところに納経所があり、御朱印をいただく。
真ん中の上で良いですかと聞かれ、お願いしますと答え、
菊印も押しますかと聞かれ、お願いしますと答えた。
 
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境内を散策。
 
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ピークは過ぎていたようですが、紅葉が綺麗でした。
 
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長野駅へ元来た道を戻る。
往路はほとんどのお店が開店前でしたが、復路はお店が開店もしくは開店直前で随分賑やかになっていました。
唐辛子のお店。ここの唐辛子、家にあるわと思いつつ。
 
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ここはなんだろう。
お店や街並みを見ながら歩くのは楽しい。
長野駅からバスで善光寺に向かうのはもったいないと思う。
往路か復路のどちらかは歩いて欲しい。
 
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長野駅に到着。
しなの鉄道で上田に向かう。
 
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車内で善光寺参拝後に購入した、つるやさんの酒饅頭をいただく。150円。
皮が厚く、生地が楽しめる。
中はこしあん。
甘みは抑えめで香りが良い。
素朴な味。
おいしかったです。
 
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長野から上田はパスモなどのカードは使えず、券売機で切符を買う。
770円。
約40分。
 
北向観音に続く