2018年9月6日

 
18番 中禅寺、19番 大谷寺、17番 満願寺を目指すことに。
 
まずは中禅寺、東北道 宇都宮ICから日光宇都宮道路へ、終点の清滝ICから中禅寺湖を目指す。
いろは坂のグニャグニャがあるが、お寺までずっと道は広いし、わかりやすく、走りやすい。
中禅寺門前のお土産屋さんの駐車場が公営の広い駐車場になっており、とめやすい。
駐車場から正面に仁王門が見えている。
舗装された道路が参道で、両側に土産物屋があるのが、廃墟になっていたり、閉まっていたり、開店休業っぽかったりで、どちらかというと寂れている。
仁王門左手の受付で500円を払い、門をくぐる。
 
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右手の鐘楼は工事中、少し先の納経所にお参りの前に朱印帳を出すように書かれていたので、軸を渡す。
 
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プラスチックの番号札を受け取り、本堂へ。

 

お堂の中に入れるようだ。
 
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お坊さんが出てきて、初めての方ですかと聞かれ、お堂の中に案内される。
お参りに合わせて鉦を鳴らしていただき、丁寧なお寺だなあと思っていると、とんだ間違いで立木をそのまま彫った観音様と源頼朝が寄進したという脇侍の説明が終わるとお守りの説明。
営業活動に熱心なだけであった。
順路に沿って階段を上り、五大堂にお参り。
ここでも営業活動。
バス旅行の観光客は説明で買うのかも知れないが、個人客には逆効果では。
ああそんなのあるのねと、販売している他のものを見ることなくスルーした。
 
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中禅寺湖をしばし眺め、納経軸を受け取って、駐車場に向かった。
日陰に駐車したためか、涼しくなってきたからかはわからないが、車の中はさほど暑くなっていなかった。
大谷寺への道を確認し、発車。
 
いろは坂、日光宇都宮道路を戻り、徳次郎で下道へ。
大谷石の岩山があるなと気づくと程なく、大谷寺到着。
仁王門の道挟んで向かいに駐車場。
警備員さんがいてわかりやすい。
車を停めて、仁王門に向かうと駐車場代は拝観料に含まれており、大人は400円とのこと。
順路に従い、本堂の前の広場に。
大谷石の岩山の庇の下に本堂が喰い込んでいる。
 
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想像していた以上のスケールに驚いていると、説明をするので集まってくださいと声がかかる。
丁寧でわかりやすい。
大谷には2人の観音様がいて、大谷観音と平和観音、お堂の中にいるのが大谷観音、背中が見えているのが平和観音、間違えないように。
本堂の中に入って説明を聞き、岩盤に刻まれた千手観音さまにお参りする。
現在は大谷石の素朴な像であるが、元々は金箔が貼ってあったそうだ。
想像しつつ、あらためて手を合わせた。
本堂左手のお堂の仏様たちにもお参りし、宝物館で遺跡から発掘された土器や縄文時代の人骨を見学。
庭園を散策し、弁天堂脇のしろへびさんのあたまを撫でてきました。
 
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納経所で御朱印をお願いすると、本堂にお参りされましたかと聞かれ、お参りしたと答えると平和観音様にお参りするよう勧められ、平和観音へ向かう。
 
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仁王門出て左にちょっと進み、大谷石の岩盤の切れ目を進むと広場になっており、観音様が。
大きさに圧倒される。
 
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お寺に戻ると声をかけるまでもなく、軸の方ですねと渡していただいた。
 
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警備員さんに見送られ、満願寺に出発。
 
東北道に乗り、栃木ICで下りる。
田園風景を進んでいくと、風景が変わりいつの間にか両側に石灰鉱山。
前を走る車、すれ違う車の全てがダンプになり、道は白く、狭くはないのだが、緊張する。
両側の景色も近くは白い粉末が積もった屋根、柱、機械に変わりその先に削られた岩山となる。
蕎麦屋さんがぽつぽつ現れると、満願寺が近い。
仁王門前の福寿屋さんに車を停め、腹ごしらえとする。
 
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新しくて清潔感のあるお店だ。
お茶と柚餅子が供され、メニューをみる。
細切りの蕎麦と日光唐辛子の天ぷらをいただいた。
蕎麦つゆだけでなく、塩と水も供され、蕎麦そのものが味わえる。
日光唐辛子は万願寺唐辛子を十六ささげのように細くした見た目で、少しあたりも混ざって美味しかった。
ごちそうさまでした。
仁王門をくぐり進んでいくと、左側に小さな赤いお堂。
右手にお土産屋さんか甘味屋さんらしきものがあるが、残念ながらお休み。
 
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可愛らしい看板があり、道が二手に分かれる。
御朱印は本坊の窓口にてとあるので、帰りに寄るとして、右に進む。
鐘楼は変わった形だ。
階段を上り、本堂にお参り。
 
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立派なお堂で彫刻が多く、梁自体にも彫刻が施されており、見応えがある。
奥之院への入山口には注意書きがいくつかあり、かなり躊躇する。
 
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一旦本坊に戻り御朱印をお願いしつつ、お話を聞いて見ると、台風の影響で登れないといったこともなく、日暮れまでには時間があるし、野生の動物も大丈夫だし、年齢的にも大丈夫でしょうとのことだったので、向かうこととした。
 
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週の前半に台風が通過したこともあり倒木があったが、道を塞ぐようなものはなく、秋海棠が見事であり、何より観音様は幻想的であった。
 
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本坊で奥之院に行って良かったとお礼を言いつつ、預けた軸を受け取り、御朱印代と入山料の計800円をお渡しし、満願寺さんをあとにした。
 
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