2018年8月17日

 

この日は15番 白岩山長谷寺と16番水沢観音を目指す。
出発時間が9時過ぎと遅かったからか、環八から渋滞。
関越も軒並みノロノロ。
関越は順調に流れていたってことがまずないですね。
15日の常磐道と北関東道を褒めてあげたい。
 
長谷寺到着は12時20分頃。
駐車場はお寺から道を挟んだ向かい。
 
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眺めが良い。本堂と納経所の間の所に横断歩道があるが、仁王門に回って境内に入る。
 
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手水鉢は水が入っておらず空。
野鳥対策かと思い残念がっていると、急に水が出る。
今はやりのセンサー式であった。
鎖でつながれた柄杓で手を清める。
 
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仁王門には白岩山と堂々とした金字の扁額。
お不動さんの脇に開山堂跡地の看板。
昭和20年に土砂流入で倒壊とのこと。
 
鐘をついて本堂にお参り。
 
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彫刻や天井画など綺麗で圧倒される。
 
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お昼時だから御朱印は1時まで待つかと思いつつ納経所を見るとカウンター内にご住職が立っており目があう。
御朱印をお願いすると快く対応いただいた。
手早い。
渡してから完了までおそらく最短スピードだ。
かといっていい加減ではなく、ティッシュで墨がつかないことを確認され、繊細な対応。
 
本堂に参拝は200円と書いてあったのだがと聞いてみると本堂内に入れるとのこと。
迷わず200円を御朱印代と共にお渡しする。
参拝中は戸を閉めてくださいねと写真はダメですよと言われた。
(写真撮りまくっていたので、本堂内でも撮ると思われたのだろう。当然撮りませんと答えた。)
 
本堂に向かうと照明がついていた。
納経所にスイッチがあるのだろう。
右側の木の引き戸を開け堂内に入る。
左の奥にびんずるさんと役行者がいらっしゃり、正面に前立の十一面観音様が。
金箔の貼られた立像で本堂前の教育委員会の案内板によれば、鎌倉時代の作で総高270センチ、像高186センチと存在感のあるものだ。
薄暗い中なので表情や化仏の様子まで鮮明にとはいかないが、一対一で観音様に向き合うことができ、貴重な経験であった。
 
続いて水沢観音に向かう。
 
水沢観音は以前訪れたことがあるが、伊香保温泉に近く、うどん屋さんが門前に多数ある。
お昼は美味しいうどんにしよう。
車窓からの眺めも良い。
林の中を抜け、両脇にうどん店のある道をとおり、駐車場にたどりつく。
 
ここは人が多い。
駐車場も広く、木陰にとめることができたのは帰りのことを考えるとありがたい。
車から降りると予想に反して涼しい。
坂東三十三観音巡礼を始めて以降、初めて暑いではなく、涼しいと感じた時であった。
 
鐘楼は長い人の列が出来ていたので、鐘をつくのは断念する。
本堂で線香をあげ、手を合わせる。
 
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前立観音様がこちらを見ている。
ここも彫刻や天井画が素晴らしい。
 
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それにしても、いつ来ても線香の煙がもうもうとしている。
観光客も多く訪れるお寺であり、火のついた線香の数が単純に多いからであろうか。
 
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六角堂でも手を合わせたのち、御朱印をいただいた。
本堂向かいの納経所入り口右側の小坊主さんと金目観音以来、久々の再開。
 
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仁王門の石段を降り、うどんやさんへ。
人も多いし、どの店の駐車場もほぼ満車。
いっぱいありすぎてどこに入ったら良いのか迷う。
以前入った店も美味しかったが、違う店に入ってみようと大澤屋さんへ。
 
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舞茸3つとうどん大盛り、山菜が2つと小鉢がつく、椿(税込1944円)をいただいた。
 
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つるつるしこしこ。
どこか上質な刺身を食べているような食感、錯覚に陥る。
つゆもダシが利いていて、うまい。
山菜も美味しい。
小鉢は切り干し大根であった。
うどんの上にきぬさやと一緒に乗っている、椎茸の煮たのも美味しかった。
うどんの薬味はネギとゴマとわさび。
しょうがでなく、わさびであるところがちょっと意外ではあった。
あまりに美味しかったので、持ち帰りの半生うどん6人前つゆあり(税込1944円)を購入した。
 
石段を登り、仁王門をくぐり、本堂、六角堂の前をとおり、駐車場に戻った。
車の中は真夏のそれではなかった。
 
帰りの関越は予想を裏切らず、渋滞抜けたらまた渋滞。
17時半ごろ自宅に到着しました。