2018年7月16日(海の日)

 

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国立劇場に親子で楽しむ歌舞伎教室「日本振袖始」を観に行ってきました。
 
昨年、尾上菊之助さん主演の一条大蔵譚を観て、息子がすっかり歌舞伎にはまってしまったようで、今年も小学校でもらってきたパンフレットを渡され、予約開始日にいい席を予約してよと。
 
2時30分開演なので、地元で昼食をとってから劇場入りするか、劇場近隣は土日祝日は営業しているお店は少ないが、全くやっていないわけではないしと検討しつつ移動するも決まらぬまま、半蔵門到着。
 
テキサスさんのハラミステーキをいただきました。
 
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卓上に3種のソースと塩、コショウ、にんにくのすりおろしとチップが用意されており、自分で味に変化をつけることができる。
水、ウーロン茶、オレンジジュースはセルフサービスで、おかわり自由。
ライスの大盛りも無料で、急いで腹ごしらえしたい時には重宝するお店でしょう。
 
ステーキに満足して、国立劇場に向かう。
あらかじめネットで予約しカード決済しておいたので、当日チケット売り場の発券機にチケッット明細のQRコードを読み取らせてチケット発券。
簡単すぎで、あっけない。
 
会場前の入り口はミストを発生させ、大型扇風機を回しており、暑い日であったが少しの時間を苦痛になることなく、待つことができた。
 
 
 
開場すると、イヤホンガイドを借りる。舞台左右の電光掲示板にセリフが表示されるが、歌舞伎が初めての方やお子さんはイヤホンガイドの解説を聞いた方がわかりやすく、理解が深まるだろう。よほど歌舞伎に興味のある子であれば別だが、そうでない子供には必須で、飽きることなく歌舞伎を鑑賞できるかどうかは実は最初の歌舞伎との出会いで、このイヤホンガイドがあるかないかで決まるのではと思うほど、優れたものだと思う。
 
坂東新悟さんが、解説 歌舞伎のみかた を担当。舞台や効果音、音楽などを子供にもわかりやすく、解説してくれる。
火の玉が飛ぶところは本物みたいとの声があちこちからあがっていたし、竹本の方が現代語訳で歌ったところなどはみんな本気で笑っているなど、子供が歌舞伎に興味を持つよう、考えられている。
 
日本振袖始ー八岐大蛇と素盞嗚尊ー の配役は 岩長姫が中村時蔵さん、稲田姫が坂東新悟さん、素戔嗚尊が中村錦之助さん
岩長姫がお酒を飲んで徐々にその姿を変えていく過程、分身も現れての素盞嗚尊との戦い、解説をしてくれたイケメンの若者と同一人物とは思えない、稲田姫の可憐さ、音楽も見どころが多く、とても見応えのあるものでした。
 
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子供も大満足で、来年の親子で楽しむ歌舞伎教室を観るのは当然だけど、それ以外の歌舞伎も見て観たいと言っておりました。