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随書雑感

のんびりが好きなぴっぷのひとりごと。社会保険関係や労働関係のニュースを取り上げつつ,基本的には日常雑記です。

母方の祖父が亡くなって,通夜や葬儀準備などでバタバタしていた時,
岩手の弟が帰ってきて作ってくれたのがポトフだった。
 
滋味あふれる味で,いつか自分も作ってみたいと思っていた。
 
冷蔵庫の野菜室の奥に,悪くなりかけのキャベツや赤玉ねぎなどがあり,
きょう実家の北海道からいろいろなお野菜が届いたこともあり,挑戦してみた。
 
まずはお鍋にオリーブオイルをサーッとして,軽くベーコンを炒める。
皮を向いておいた,じゃがいも(男爵いも),人参,赤玉ねぎ,
キャベツにブロッコリーをどばーっと入れて,お水を入れて,粉状のコンソメをパラパラ。
 


 
美味しくなぁ~れと思いを込めて。
コトコト。。。コトコト。。。ウィンナーはまだ入れていない。
もう少ししたら塩と黒胡椒で味を調整してみまそ。
最後の仕上げにウィンナーを入れるのよ('0ノ'*)オーホホッ
 
昨日作った羽根つき餃子は,妻がお弁当に入れていってくれて
嬉しかった(ΦωΦ)フフフ…
 
いじょ。

妻の母,つまり義母が膝の人工関節の手術のため入院して5日が経過した。
手術は無事に終わった。あとはリハビリで機能回復を図っていくのだが,
リハビリは2週間~1ヶ月程度かかるもよう。
 
手術前の通院で,一度「家族の立ち会い」が求められ,
私と妻が病院に同行。続いて,手術の前日に入院もつきそい,
手術当日も「病院内で待機」とのことで,およそ3時間半におよぶ手術の間,
談話室のようなところで,待機していた。
 
妻は気が張っていたのだろう。手術後に帰宅して,のど・鼻を痛め
風邪を羅患。起きている時は大丈夫なのだが,睡眠時に鼻づまりがひどく,
呼吸が苦しそうであった。きっとあの待機の時間が最も疲労したのだろう。
 
しかし,まだまだ義母の退院までは日数がある。
幸いにして(?)まだ身軽な私が,家事全般をすることになる。
これまで,義母がしてきたことを担うのであるが,仕事でのお弁当は妻自身が
つくるとして,毎日の掃除,洗濯等々こなしている。
 
人生において,きっとこの期間の経験もまた欠くことのできないものになるだろう。
 
きょうは必要な住宅ローンをはじめとする,各種の支払い系を済ませてきて,
冷蔵庫に眠っていて,消費期限間際の餃子を私の夕餉にすることにした。
 
思いの外,簡単に最近流行り(?)のパリパリの羽根つき餃子ができた。
 


 
いきなり,円形状に挑戦するのは敷居が高く感じられたので,3枚づつに分けて,計12枚を焼いた。
なかなか羽根はパリパリで香ばしく,嬉しくなったのと,失敗しなかったので,
3個は残しておいて,妻の弁当か,夜食にとっておくことにした。
 
味噌汁は,今朝,妻が作ってくれた「鍋の残り野菜+じゃがいも」味噌汁である。
えのきや人参,しめじ等具だくさんなお味噌汁である。
サラダは,玉ねぎのスライス,かいわれ,きゅうり。付け合せに「キューちゃん」。
ご飯は炊きたてで1合炊いた。
 


 
さて,パリパリ餃子。さっそく食べてみることにした。
 


 
中身は・・・やっぱり出来合いのものなので,それなりのお味である。
やっぱり,義母や妻が作ってくれる餃子にかなうわけがない。
 
そして,結婚してもう少しで半年になるのであるが,
不思議なもので,ひとりで食す夕餉は,なんというか味気ない。
作って,食べて,洗って。。。終わり。
 
食器もすべて洗い終わり,今朝干した洗濯物を下げてきて,折って片付けた。
もう少ししたら,明日の朝のご飯を研いで予約。
そして,お風呂を掃除して妻の帰りを待つとしよう(pq´v`*)
 
明日も天気が良さそうなので,我らが寝床のシーツでも洗おうかな。
 
しっかし,こう何かとバタバタしながら家事をしていると,あっという間に1日は終わるのね。
 
いじょ。

はじめての関西での夏を経験し,
暑さにいささかやられた感も残りつつ。
それでも季節は着実に秋の気配を肌で感じるようになり,
まだまだ日中は日差しが強いものの,「天高く」と秋の空が比喩されるように,
どこか優しげな様子だったり。
 
義母の膝の人工関節の手術が近づくなど,
なにかと,今月末からは,また少し違う生活ペースになるので,
その準備というか,心構えを構築しております。
 
前回,散髪に行ったのはいつだっただろうと,
携帯電話の画像データを確認してみる。
(毎回,散髪のたびに,自画撮り写メを妻に送信しているのでw)
 
7月26日に行ったきりだったから,8月は散髪にいっていないことになる。
8月は,4月からはじめた生活も4ヶ月目を迎え,ちょうど慣れはじめであり,
そして,どこかしら溜まっていた疲れや諸々の膿のようなものが,
出しきった時期でもあり,体調もあまり芳しくなかったなぁと振り返る。
そういう意味では,毎年挑戦している資格の試験というのが,
ひとつの分水嶺としての機能を果たし,あの受験を契機に,
少しづづ,自分らしさを取り戻していったような。もちろん,そこには,
自力だけでなく,少なからぬの支えがあって乗り切れたと感じている。
そう思うと,改めて良い妻に恵まれ,良い環境にいたことを自覚する。
 
9月に入り,しばらくして「髪のびたなぁ」と感じた。
それは朝起きて,洗面所の鏡に写る34歳の男,私自身を眺め,
横髪が跳ね具合ともみあげの太さで実感される。
 
私はあまり冒険する性格ではないので,よほどのことがない限りは,
床屋を変えることはない。
 
幼少期は,バスを乗り継いで,祖父母宅近くの床屋に中学生になるくらいまで
通っていた。思春期を迎え,やや遠くまで散髪にいくことを面倒がり,近所に変えた。
大学時代は,色気づいたこともあり,一時美容院なるもので,それでもほとんど
自毛と変わらないくらいの濃い茶色に髪を染めたりもしたが,それもいつしか,
1500円前後の「大衆理容」,ことさら就職してからは,そこだけだった。
北海道に戻ってからは,車で少しのショッピングモール内の床屋に落ち着いた。
 
そして,関西に来てからは,近所の,歩いて3分くらいのところにある
雑居ビルの奥にひっそりと佇んでいる,わざとレトロちっくにしているような
コジャレた理容店ではなく,本当に使い込んでレトロになっている理容店を利用している。
西暦2000年以前のJ-POPがかかっているのも良い。
(きょうは,「燃えろいい女」「空も飛べるはず」「贈る言葉」等が流れていた。
時々,メジャーな演歌も流れているのが良い)
 
ここは,結婚する前,はじめて訪れた時にチェックしていたところでもある。
 
おそらく,この理容店を利用している最年少ではないだろうか?と思えるくらい,
私より若いお客を見たことがない。カット・髭剃りで1500円。シャンプー入れて
1800円ちょうどなので,いつもシャンプーをお願いしていたり。
 
きょうは,土曜日だから,少し混んでいるかなぁと思ったが,
ここに通って5回目になるのだが(次回行くと500円割引になる!),
座席に座って待ったことがないのも,良い点である。
近年,低価格帯の理容店が数多く存在する中で,お店によっては,
かなり待つことも多いのだが,ここはいつもスッと散髪の席に行ける。
 
午後1時を少し過ぎたばかりであったが,「お!座って待ってる人がいる!」と
思うも,それはすべてこの店の従業員というのが面白かった。
 
それでも,不思議なのだが,私が散髪をはじめて間もなくすると,
次のお客さんが来て,私が帰るころになると3人のお客が来ていた。
けっして,閑散としているわけでなく,たまたまそういう巡りあわせが続いているのだろう。
 
はじめて,この理容店に行った時は,理容師さんから話しかけられることはなかったが,
2回,3回と行くうちに,よくある「床屋の会話」をするようになった。
きょうは,涼しくなったこと,朝日新聞の「吉田調書」に関する騒動,
鹿児島の桜島のこと,温泉のこと,福井のお米ことなどが話題になった。
 
私は,こういう話題に接する時は,どちらかというと「聞き役」がよい。
流れるような関西弁の心地よさ,この理容師さんの話し声は,うるさすぎることなく,
さらっと静かであり,それでいて低すぎることも,高すぎることもなく,
耳に心地よく響いてくるのである。
 
概ね散髪が終わると,髭剃り・シャンプーに移る。
この順番は,時には前後する。きょうは,後から髭剃りであった。
 
散髪する時は,メガネを外すので視界がぼやけており,
お店によっては,けっこう散髪というのは,苦痛であったりすることもある。
目が見えないということは,それだけで不安になるものだったりする。
目が良かったなら,切り落とした髪の毛を見て,白髪が増えたなぁとか
じっくり観察をしたいところなのだが,それもできない。
 
髭剃り・シャンプーと担当の人が変わって,ふと思ったことがある。
 
「この人,ひょっとしたら毎朝すれ違っているおっちゃんじゃないかな」と。
 
結婚して,妻の仕事のある日は,行く時,帰宅時は駅まで送り迎えをしている。
毎回,お手手をつないで,駅まで行くのだ。休みの日以外毎日送り迎えしていると,
だいたいその時間に通勤している人で,印象に残る人は残る。
 
ぼやけた視界からも,ちょうど朝,私達とは反対方向からとぼとぼ歩いてくる人だな,と。

「ああそうか,この人はここの人だったのだ」と。
 
理容師さんと比べて,この人は寡黙な人でもある。
そして年季の入った仕草で,私のヒゲを剃り,もみあげを整え,
洗髪し,床屋ではおなじみのマッサージをしてくれ,整髪をしてくれる。
 
そして,終わると一言「おおきに」と。
 
料金を入り口で支払い,ポイントカードにハサミの形をした判をもらい,
「次回,500円割引になるよ」と言われ,嬉しくなる。
 
散髪した後というものは,実に気持ちが爽やかなものであり,
理容店から出ると,散髪したばかりの少しの気恥ずかしさがある。
9月の柔らかな陽気は帰路を軽やかにする。
 
いじょ。