私が小学生の頃、祖父母が私と妹を汽車での旅行に連れて行ってくれました。
どこに行ったのかはよく 覚えていませんが、写真から思い出すと、お寺のような所に行きました。
束になったお線香を大きな線香立てのような鉢に立てて、その煙を頭にかけて、健康を願う、というような儀式をしたのを思い出しました。
祖父母は、私(3歳の時)の父親が再婚した母方の祖父母なので、血の繋がりはありません。
妹は、父と再婚した母との子どもです。
子どもながらに、血の繋がりのない私を妹と同じように旅行に連れて行ってくれるなんて、優しいおじいちゃん、おばあちゃんだな、と思っていました。
旅は常に緊張していたと思います。
祖父は、特に優しい人でした。
母、妹弟たちと母の実家に遊びに行くと、祖父は飲食店を経営していたので、いつもカウンターで帳面をつけていました。
私たちが来た事に気づくと、必ず仕事の手を止めて、近所のスーパーにお菓子を買いに行き、居間にどさっと置いていってくれました。それから、また仕事に戻っていました。
あまりおしゃべりじゃないけど、笑顔が優しいおじいちゃんでした。