春の予感のするこの頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
この春卒業した。
ある高校の生徒たちが卒業式でこんな歌を披露してくれました。
ものすごく胸に迫りました。
高校卒業でこの歌詞、歌っちゃう?
こんな感覚を持てるようになったのは、私は大人になってからで、シュタイナー教育の勉強を始めてからでした。
シュタイナー教育を学ぶことで、受講者のみなさんには、体感としてこんな感覚をつかみ取ってほしい。といつも私は講座を受講してくださる方に願います。
私のシュタイナー教育講座を受講してくださった方は再受講の方も含めて80名近くになりました。
もちろん講座の中ではせいいっぱい、シュタイナー教育のことをお伝えしてきましたが、実はまだ足りてません。
シュタイナー教育を学ぶことで私は自分の人生を生きなおし、救われたところが沢山ありました。
シュタイナー教育を学んでいて良かったなと心から感じます。
そんな私の人生を変えてくれた!
シュタイナー思想の深いところを詳しくお伝えしたいと思い今回この講座を企画しました。
●他人を愛し自分を生かす●シュタイナー教育を理解し実践したい人のための【四つの気質講座】
シュタイナー教育を学び始めた皆さん!こんなお悩みはありませんか?
シュタイナー思想の基本となる四つの要素を理解し、それを応用した四つの気質について学ぶと
さらに実生活でリアルにシュタイナー教育が使えるようになります。
日常の人間関係や子育てでこんな悩み事でこんなことはありませんか?
この講座では、ご家族や身近にある人間関係について、無理なく心の底から他者を理解し受け入れることを目指します。
自分と我が子は別の人格であるから尊重するべきで!とか、
他者に畏敬の念を持つこと。等々。
シュタイナー教育の講座で、みなさんと学びました。
子どもの成長、シュタイナー思想の考え方、人間の特性、などいろんな角度から講座ではお伝えしましたが、まだなかなか難しさを感じている方もいらっしゃると思います。
ご一緒に学んだ、シュタイナー教育を基礎として、さらに踏み込んで、シュタイナー教育をより実践的に日常生活に落とし込んで使えるようになってもらいたいと感じます。
四つの気質という考え方は、地・水・火・風の世界を4つのものに分類して物事をみるという思想です。
シュタイナー教育が最初ではなく、古代ギリシャ、インド、そして日本の神道にもあります。
人間の深いところに流れる共通の真実が隠されている人間の普遍の真理のようなものが隠されていると私は考えています。
それをシュタイナー博士が、独自に深めて発展させていったのが、4つの気質という考え方です。
●地の性質をもつ憂鬱室。
●水の性質をもつ粘液質。
●火の性質をもつ胆汁質。
●風の性質をもつ多血質。
シュタイナー博士は人間はこの四種類にわけられると考えました。
体つき、歩き方、人間関係にたいする態度までくわしくその気質の特徴があるといいます。
【頼れるリーダータイプの胆汁質。】
困難に立ち向かうのが大好き。
でも!クヨクヨ考えるのが大嫌い。結構厳しいかも!
【だれにでもいつも笑っている多血質。】
繰り返し何かをすることが苦手です。
でも、朗らかでみんなのムードメーカー
【ゆっくり、ゆったり、のびりやさんの粘液質】
どんなことがあっても落ち着いていてみんなの癒しです。
でも!ゆっくり、じっくりだからなかなか、動いてくれない。
【優しくて、人の痛みのわかる憂鬱質】
心優しくて、思慮深い、まわりをよーく!みている。
でも!傷つきやすくガラスのハートの持ち主です。
これは四つの気質のほんの一部です。
講座ではこの地水火風の特徴についてものすごく詳しく、ひとつ、ひとつ丁寧に出会っていきます。
この四つの気質は、シュタイナー思想を理解するための基本中の基本。
物質体、エーテル体(生命体)、アストラル体(感情体)、自我 から由来していて、この四つを理解するということは、難解なシュタイナー思想を理解するための手がかりともなります。
ちょっと難しくなりましたが、この講座ではこの四つの質についても学びます。
地・水・火・風の性質について。
ゲーテの色彩論をにじみ絵で体験してもらったり、演劇ワーク、ゲームなどを通して楽しく自然と身につくようにプログラムを考えました。
四つの気質については、もちろんちょっと難しい理論的な講座もあります。
知識として理解する、あたま を使います。
でもそれだけじゃ、シュタイナー教育は使えません。
からだ を使って、にじみ絵や、演劇ワーク、その他ことを参加者の皆さんには、体験してもらいます。
そして こころ を動かしてもらいます。
そうやって身につけたものは、血となり肉となり。
真からシュタイナー教育の考え方が身に付き、自然と講座でお伝えしたことを理解し、お子さんやお仕事に生かせるようになります。
色彩に丁寧に出会い、色が織りなす響きから人間関係の本質を体験する。
シュタイナー教育にゲーテの思想が深く関係していることは、アトリエベッポのシュタイナー教育講座でもお伝えしました。
この講座ではゲーテの色彩論についても少し学びます。
今回、講座でやる四つの気質と色というのは、本当に深く、関係しています。
この四つの人間の気質、シュタイナー思想のおへそともいえる、地・水・火・風の考え方を、理屈ではなく、感覚として身につけてもらいたいと考えました。
言葉にすると単純ですが、8枚のにじみ絵を講座の中で仲間と一緒に描きながら、人間関係や地球の営みまでも見つめる体験をします。
そんな、にじみ絵を通して、色と出会い、感動し、ご自身のリアルな感覚として、この四つの気質を身につけてもらいます。
難しい言葉を頼りにするのではなくご自身の感覚としてシュタイナー教育を身につけてもらいたいと私は願います。
四つの気質を理解するとこんなことが出来るようになります。
①そのこの個性を尊重してのびのびと育てることが出来ます。
ガミガミ母さんからの卒業。
子どもの良いところ、苦手とするところ。伸ばすべきところ。つまずいてしまうことろ。を子どもの視点で想像し理解できるようになります。
育児本にあるような対処法ではなく目の前の我が子をしっかりと見つめることが出来るようになります。
お子さんの伸ばしてあげるべき所がわかるようになります。
②自分自身の良いところ、弱点を知ることが出来ます。
私はどんな人間なんだろう?いつも悩んでしまう。ある特定の人に怒りを感じるなどなど、ありませんか?
【私】の心の動きや考え方のクセ、行動パターンを分析できるようになります。
こんな自分でもいいんだ!思えるようになり、自分を好きになって、他者を受け入れることが出来るようになります。
③人間関係がよりよくなる(家族、親子、友人)
相手がどんなことに心地よさを感じるのか?どういうところに悲しみを感じるのか?などが理解できるようになるので、
他者の意見を受け入れることが出来るようになります。
子どもの気持ちをよく理解できるようになるので、よい安定した親子関係を結ぶことが出来ます。
「自分のことをママがわかってくれる!」と子どもが安心して毎日を過ごせるようになります。
相手の思考パターンを学び体験します。
だから!いつも繰り返される苦しい人間関係のいざこざについて(特にご夫婦)も改善策を考えることが出来るようになります。
私のシュタイナー教育メール講座では、一生懸命に知識や体験、考え方をお伝えしてきました。
でも、難しくて深くてシュタイナー教育をなかなか理解できません。という方も多いのが現実です。
私も未だに、シュタイナー教育のことをこういうことかな?と考え続けています。
シュタイナー教育は答えのないもの、目の前にいる子どもをよく観察し、考え続けること。が大切なのです。
せかっくシュタイナー教育に興味を持ってくださって半年以上を共にした皆さんのシュタイナー教育への理解を応援したいな!と思いこの講座のプログラムを考えました。
シュタイナー教育で幸せな子育てをしてほしい。
母さんも子育てをお通して幸せになってほしい。
私の心からの願いです。