京都市左京区岩倉、国際会館駅から西へ徒歩15分ほど。

こどもの工作、親子の教室、お絵描き、造形教室。
幼児教室、小学生のアートプログラム。

シュタイナー教育の考え方を参考に取り入れながら授業をしています。

こども造形美術教室のアトリエベッポです。




昨日は、シュタイナー学校の先生の勉強会に参加してきました。

小学生1、2年の世界と発達段階について。

そして、シュタイナー教育では、この年齢のこどもたちにどんなアプローチで授業をしていくのか?

という勉強会でした。

さて、ブログのタイトルに書きました。

『先生はこどもを怒る必要はない。』

これは、12年ほど前に始めて学童保育で働き始めた時からの私のテーマでした。

私は当日、約90名の1年生から3年生の大人数の学童保育で働いていました

職員は4人。 お休みの時は3人!で、90名のこどもたちの相手をしていました。

小さなぎゅうぎゅうのお部屋で遊んだり、
おやつを食べさせたり、
外遊びをしたり、
いろいろな取り組みをしたり。

時には遠足にいったり。

学童保育では、様々な活動がありました。

毎日、毎日、子どもにまみれて働いていました。

でも、毎日、グランドで遊ぶこどもたちを、羊の群れを追うように、怒鳴り付けて、学童の部屋に集合させていました。

90名の集団。

おやつを食べるときも、あらゆるところで、けんか勃発。

行儀が悪い。

友達に意地悪をする。

おもちゃの取り合い。

お帰りの会では、こどもたちに大切なお話を伝えるのに、怒鳴り付けて、静かにさせる。

毎日、声がかれるくらいに大声をはりあげて仕事をしていました。

『なんか違うな?』
『もっと、違うやり方があるんじゃないの?』

『こどもの心に響く伝え方ってなんだろう?』

毎日、毎日、自分の仕事の在り方に悩んでいました。

どうしたら?こどもたちに大切なお話が響くのかな?

どうしたら怒鳴ったり大声をはりあげたりしなくても、クラスはまとまるのかな?

規則を守ったり出来るようになるのかな?

きちんとこどもたちをまとめることの出来る
優秀な先生たちは、恐かった。

こどもたちは、怒られるのが怖くて、静かにしていました。

だから、私も怒ったら怖い先生を頑張って目指していました。

でも、違うなー?と。
やっぱり、悩んでいました。

違う、違う、違う。

と、そうじゃないやり方があるはずだ!と
毎日答えを探していました。

そうして、たどり着いたのが、シュタイナー教育です。



あの12年前、悩んでいたことすべてに私は答えをシュタイナー教育からもらいました。

アトリエベッポでは、こどもを怒ったりすることはありません。

命にかかわるようなこと。

他のお友だちを傷付けるような行為。

そのようなときは叱ります。

それ以外ではこどもを怒ることは、絶対にしていません。

シュタイナー教育の思想を知ってしまった今となっては、もうこどもを大声で怒鳴って、
こども集団を動かすことは、出来なくなりました。

定期的に通ってきてくれているこどもたちも、穏やかで優しい雰囲気です。

元気なこどもたちもいますよ!

でも、あの12年前、欲しかった答えをこの3年ほどで見つけることが出来ました。

来年もこどもたちと楽しい時間をアトリエベッポですごせるといいな。

私は、アトリエベッポのこどもたちが大好きです。

今日はクリスマスイブですね。

こどもたちは、ワクワクしているんでしょうね。

我が家では、毎年、アトリエで作ったプレゼントを入れるためのサンタの大きなくつしたが活躍します。

明日の朝はワクワクして起きてくるんだろうな。

喜ぶ顔を見るのが今から楽しみです。

アトリエベッポのこどもたちも、楽しいクリスマスを迎えてくれているといいな。

時々、夜にアトリエのこどもたちの名簿を見ながら、ひとり、ひとり、そのおこさんのことを思い浮かべています。

これは、シュタイナー教育の学校のクラスの担任の先生が毎日やることなのですが、

私も取り入れています。

私は毎日は出来ないけれども。

今日の夜は眠る前に、アトリエベッポのこどもたちのことを一人一人思い出しながら眠りにつこうと思います。

みんなさんが素敵なクリスマスを迎えることが出来ますように!

清きよき夜をお過ごしください。



ただいま、
アトリエベッポでは、春に向けて生徒さんを募集しています。

水曜日、金曜日。

幼児親子クラス
→若干名(各クラス二組程度)

小学生クラス
→各クラス3名~4名程度

詳しくはアトリエベッポのホームページをご覧ください。



来年度の春から、未就学幼児さん親子の午前中のクラスを水曜日か金曜日の午前中に開催を予定してきます。

詳しい告知はまだですが、

同じメンバーと共に育てるような教室に出来たらいいなと思っています。

もし、ご案内などご希望の方はお問い合わせください。


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こども造形美術教室、アトリエベッポ