京都市左京区岩倉にて、おやこ と こどもの絵画、工作教室をしています。

こども造形美術研究所 アトリエベッポ の 高嶋典子 です。


レポートが大変遅れました、、、。


3月18日(月)に 京都 YWCA にて行われました、 ワークショップの様子です。

この日は10名のお母さんが参加してくださりました。


なんと!有料(数百円)ですが今回は保育サポートの方が付いてくださり、

みなさんとても作業に集中できたワークショップとなりました。


今回のワークショップ5月頃から毎月行えることになるかもしれません。


タイトルは 「手つくりの時間~小さなこどもとすごすために~」  です。

 


サブタイトルとしてこんなこと考えました。


ある日突然お母さんになりました。

はじめてでなれないことの連続。自由にならないことばかり、、、。

だけれども、、、。

こどもと一緒に過ごすことで、ゆっくりとしたこども時間(子育て時間)がはじまりました。

子どもがいることでしか味わえない時間があります。

シュタイナーさんとアートの力を借りてもっと子育てを楽しみましょう!


子育てがもっと楽しくなるようなヒントや、小物つくりをたっぷりとお伝えできる時間にしよう!と、、、。

かなり構想をねって準備をしました。


シュタイナー幼稚園でよく行われる、ライゲン(輪になって歌をうたうような遊戯)からはじめました。


小さなお子さんの気持ちを味わってもらえたら、、、。と

お子さんの名前だけじゃなく、お母さんのお名前も

「おはよ~♪~ちゃん」 

と呼ばせていただきました。

お母さんも童心に返ってもらえていたらうれしいです。


 「あなたのことを見ていますよ。」 


 「あなたのことを大切に思っていますよ。」

            

                             という気持ちとっても大切です。


シュタイナー教育のそんなところ、、、。

みなさんにお伝えしたくて、、、、。こんなことやってみました。





さて今回は、春を呼ぶ小人さんを羊毛フェルトでつくりました。


シュタイナーの幼児教育でよく使われるものです。

内容を話すととても長くなるので、今回はワークショップのレポートのみで、、。



最初に これから羊毛フェルトで作る春の小人さんのイメージをふくらませてもらう為に、

オルファース作  「ねっこのこどもたち目をさます」 の絵本を朗読しました。


http://www.douwakan.co.jp/group/books/306.html ←詳しくはこちら



この絵本は、シュタイナー関係でよく取り上げられる絵本です。


ざっとこんな内容の絵本です。




「春はどうしてやってくるの?花はどうして咲くの?」


春は突然、やってくるのではなくて、、、。
冬の終わりに土の中で少しずつ小人さんが準備をし
そのときが来たら、虫や草花が一斉に春になって表に出てくることを
ファンタジーの世界の観点から描いている美しい絵本です。


春の訪れが物語になっているので、とても夢があります。



「いろんなところに小さな神様がいて、花を咲かせているんだな~。」

自然の目に見えない不思議 



なんて考えたら、小さな子どもさんはきっとワクワク。

そんなこと、、、。心が豊かだなって思います。


 


← このへんも今回のお伝えしたかった大きなポイント!

子ども達とすごす時間が、、。

子育てがグンと楽しくなります。






そんなお子さんのお友達になってくれるような、、、。 

小人さん。


この絵本には素敵な絵が付いているのですが、、、。


今回のワークショップではそれをみなさんにお見せせずに、想像してもらって小人さんを作っていただきました。



さてフェルトでの手作り時間のはじまりはじまり、、、、。

ふわふわの羊毛で顔と体の土台をつくります。



 

今回、羊毛を約15色用意しました。

みなさんのアイディアがきらりとたくさん光っていました。

 
出来上がった作品で、季節のテーブルを作ってみました。

 

並べ方を変えるだけで、物語が生まれます。


みなさん、本当に夢中になって作られていました。


本当はタンポポのお花も作って、小人さんに持ってもらうように出来る予定だったのですが、

時間がなくなってしまい、製作キッドをお渡しました。


最後に、季節の歌


「春の小川」 を参加者の方全員で歌って終わりました。




さて、参加者の方の感想を一部ご紹介します。


楽しかったです。

羊毛の手触りが暖かくて気持ちよかった。

絵本の話や歌、シュタイナーの子育ての話。 

内容が盛りだくさんでした!

もっと早くにこんな素敵な講座に出会えていたら、子どもにやさしく接することができたかもと思います。


今日は参加できて良かったです。

シュタイナー教育のイメージが少し出来ました。

また、子どもに手をかけてあげること、手作りのおもちゃ。

いいものだなーと思いました。

そして、毎日の子育て、仕事、大人になってこんなに無心にモノ作りするって楽しい!

忘れていたなと思いました!なんだか私の心がリフレッシュ。

ありがとうございました。


羊毛フェルトには以前から興味がありましたが

作り方を本で見るのとやり方を実際に教えてもらうのとは大きく違って、

参加させていただき良かったです。

フェルトの色をまぜていく感じ、羊毛の感触が楽しかったです。

歌などで始まり、歌で終わったのも和みました。



皆さん、ご参加いただきありがとうございました。


最後に今回企画してくださった、YWCAのみなさん。


たくさん相談に乗ってくださったりアドヴァイスくださった、ご近所ママさんの Kさん。

本当にありがとうございました。


次回は5月になりそうです。


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教室の告知とともに、、、。

日々の子育てで役に立つようなこと。

子どもの育ちの話や、美術教育のことなど、、、。

ご希望の方はご連絡くださいね。


またブログの感想などもまっています。

お返事が遅くなるかもしれませんが、、、、。


こちらまでどうぞ、、、。


atoriebeppo@yahoo.co.jp


こども造形美術研究所 アトリエベッポ


シュタイナー教育入門講座 「アートで子育て」 ← ただいま準備中 5月開講予定

一才からのおえかき「おやこでアート」 ←次回は秋ごろ開講予定

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シュタイナーの手仕事 ←次回は5月に予定中


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