さてさて夏休みの自由研究相談会。

最初に告知をしていた日程でご近所にチラシを作って配りました。

そうすると、お問い合わせのお電話がありました。

別の日で開催していただけませんか?と。

いつも、このようなご依頼よくいただきます。

いつもお願いするのは、3名以上の参加者を集めていただけますか?

今回もお願いしました。

息子のいつもお世話になっている一時保育の先生の日程、参加してくださる方の日程。

調整して、無事開催出来ることになりました。

今回は五年生の野球少年三人
その従兄弟さんたち、二人。

計五名のお子さんたちと一日、ご一緒することになりました。

沢山お声をかけていただいて申し訳なく。沢山の特典をつけさせてもらいました。

特典その1
お昼ご飯に味噌汁をお出ししました。

特典その2
授業終了後、みんなでおやつを買いいきました。参加のこどもたちにお金を渡して、みんなで食べるお菓子を相談して決めて買いました。
←さすが!五年生。きちんと計算して決めていましたよ。

前置きが長くなりました。

さて、今回の自由研究相談会。

木工をしたい!ということで。

トントンギコギコ。を中心に何かを作ってみよう!ということをしました。

まずは、最初にノコギリ、かなずち、ドリルの使い方を練習してもらいました。

ノコギリは、姿勢、引くときのバランスと色々とコツがあります。

かなずちは、リズムよく。最初はゆっくりと後は激しく。

ネジを使う電動ドリルも経験してもらいました。
←これを使いこなせると、日用大工の幅が広がります。

さて、一通り道具の使い方を練習した子どもたち。

何を造ろうかな?

男の子たちは、色々考えて行きます。

沢山の木切れの山を眺めながら、材料を手元に集めて色々考えます。




うーん。
最初は船!
おっ!クリエイティブ系!

女の子たちは、スイスイ。アイディア沢山!

うーん。どうしよう。

一人が椅子を作りたいなぁと言うと。

みんなで揃って椅子を作ることになりました。



材料を集めて、長さをはかって。
きちんと出来るかな?

どうやったら、きちんと立つか?

どんな構造で作るのか?

頭と材料を組み立てながら、彼らの頭の中はきっと、フル回転だったとおもいます。

どこで手を貸すのか?
口を出すのか?
どう導いて自分で発見出来るのか?

指導員として、一番難しいところです。

一端、休憩時間。

みんなでお昼ご飯を食べました。




さぁ、昼からはまたまた。トントンギコギコ。ウーインウーイン←ドリルの音です。

椅子を作る男の子たちは、木を押さえてあげたり。
かなずち打つときに、やっぱり押さえてあげたり。

お互いに協力して頑張っていました。

女の子は、お舟を一生懸命作っていました。

貝や小さな木切れ、フェルトなど。
沢山付けてとても素敵な住み心地のよさそうなお舟。




写真手前は、妹ちゃんの造った、フェルトのひつじさんと、パンダちゃん。

この姉妹さんは、男の子たちの従兄弟さんで、地元では絵画教室に通っているそうです。
普段からやっていられるだけあって。
発想力が伸びやかなお子さんたちでした。

お兄ちゃんたちの椅子も続々と完成。






さすが!野球少年。

絵を描いてみたらというと、ボールやバットのイラストを描いていました。

終了後、こどもたちにお金を持たせて、コンビニに出かけて、好きなおやつを選んで買って来ました。

限られたお金をどう使うか?みんなで真剣に悩んでいました。

お釣りは二円でした。

さすが!高学年!

アイスとポテトチップを食べて、夏休みの自由研究相談会は、終わりました。

今回の男の子たち。

普段全く工作が苦手だというお子さんたちが、夏休みの宿題のためにアトリエに来てくれました。

ノコギリを引いたり。かなずちで、手を打ってしまったり。

でも自分の手で1から、物を造り出しました。

一生懸命自分で考えて、造り出しました。

アトリエのイベントに来てくれるのは、もしかしたらこれが最後かもしれないけど。

彼らの人生に何か、今日の経験が生きてくれたら嬉しいなと思うのでした。

生きることは創造すること。

創造することは、人生に幅を持たせ豊かにします。

そんな、メッセージ。
沢山の子どもたちに伝えたいな。

小さな美術教室でやれることは小さいけれど。

私はここから、発信したいと思います。

いつか。

保育園とか、小学校とかで授業したいな。

あんまり美術が好きでないこどもたちにお絵かきやものつくりをさせたいです。





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