さいごまで精一杯がんばったピッピ | ピッピのオヨオヨ日記
ピッピが亡くなって3日経ちました

ケージのあった場所がピッピの祭壇になってます
どうしてこんなことになっちゃったんだろうね
ピッピに会いたい気持ちが日々つのります

ピッピへのたくさんのメッセージをいただきました
いくつものブログにも書いていただきました
ひとつひとつがとても胸にしみて
読みながら涙があふれました
こんなにもピッピはたくさんの人に愛されていたんだとうれしさと温かい言葉にとても感謝しています

本当は皆さんにおひとりおひとりにお返事を書かせて頂くところですが
このブログをもって代わりとさせて頂きます

本当にありがとうございました



ピッピは去年の12月の初めに換羽で調子を崩したものの
やっと体調が落ち着いてきたかなと思っていた大晦日からまた大換羽になりました


それでも食欲はありペレットもよく食べていました
様子がおかしいとなったのは1月13日

食欲が少し落ちて休み休みゆっくり食べている
元気がいつもよりない
左足を上げている
移動時は足を普通に使っているがじっとしている時はいつも足を上げている

その日は祝日なので病院はお休み
心配ではありましたが様子を見ていました
次の日の朝、表情がとても辛そうで目が奥まりショボショボしている
左足が腫れていて熱を持っていた
食欲はなくオーツやヒエなどを少し口にするだけ
心配で胸が張り裂けそうでした

病院に電話をし予約時間外で行くことにしました

先生からは腎臓が悪くなって関節痛風疑いと言われる
若いし症状が落ち着いていたのにこんなに病状が進むなんて…とも
    

以前糖尿の治療をしていたときに
腎臓が悪くなると末期です…と言われたことが頭によぎりました


入院するか自宅で診るかどうしますか?と言われて
そんなにピッピの状態はよくないんだと頭の中が混乱してしまいました

入院するストレスが心配で聞くと
ストレスより治療の効果の方が高いですとの返事

決められず迷って家族に相談しました

ピッピの性格を考えると入院するストレスが病状を悪くさせるのではとも考えましたが
家に帰って出来ることは保温と薬と何とか食べられるものを食べさせることでした
でも腎臓が悪くなると療法食を食べることが必要ですが今のピッピには療法食は無理です
普段ピッピが食べているものは腎臓を悪くすると言われて
迷いに迷って入院することにしました


「入院」と言われてから涙が止まらず…
頭がパニックを起こしていたと思います

もっと落ち着いて考えることができたなら
ピッピの性格を考えて家でだって出来ることをやる
それで調子が悪くなったらまた病院で治療を受ける
という選択だってあったはず
今振りかえると自分に腹が立ってなりません

自分の判断で命が左右されてしまうのに

でもこの時はピッピが入院して元気になって家に帰ってくると信じることにしました


治療内容を色々教えてもらい先生からは長い入院になるかもしれないと言われました

ピッピはプラケに移される時、私の方を見て帰りたい!って目で訴えた気がして…離れるのが辛かった


家に帰るとピッピがいない家はガラーンと感じて
空っぽのケージを何度も見て
不安ではありましたがピッピは大丈夫…そう自分に言い聞かせていました


次の日午後の1時に面会に行きました


プラケの中のピッピは昨日以上に辛そうで
歩き方もよろよろしていて

疲れるからとすぐに戻っていきましたがあまりの元気のなさにショックで心配でたまらなかった

話を聞いても大丈夫落ち着いているとのことでした



きっとこの時もピッピは家に帰りたかったよね…




3時過ぎに病院から容体が急変しましたと連絡が入りました


急いで病院に行き先生から説明を受け
心雑音が出てきて…今となってはよく覚えていません
覚えているのが「お役に立てなくて申し訳ありません」の言葉

ピッピ本当にもうダメなの?
もうおかしくなりそうでした

慌てて行ったのでピッピを迎える用意を何もないままで行ってしまいました
1週間分の薬をもらい次の予約どうしますか?と聞かれ予約を取ってから
私のコートに包んで病院のプラケのまま連れて帰ってきました
予約を入れたのは次、また絶対病院に来たいと思ったから




ピッピにおうちに帰るよーと話かけて
ピッピによく歌っていた私の適当な歌を歌ってピッピを少しでも安心させたかった

家に帰ったら保温をしっかりしてくださいと言われたことが頭に残っていて
バタバタ準備をしてすぐに抱っこをしてあげなかった

まずは抱っこして大好きなカキカキをすぐにしてあげればよかった

ピッピはプラケの中で私たちの方を見ていました

ピッピがよろよろと揺れて翼で体を支えているときにやっと抱っこしたんです

そうしたらピッピの体がスッと軽くなってしまって

ピッピの魂は体から抜けたように感じました


なんで家に戻ってきてすぐに抱っこをして安心させてあげなかったのか
きっとピッピはねえ、お母さん抱っこして、カキカキして…って強く願ったはず

病院では訳がわからないままに痛くて辛い治療をがんばってやっと家に帰ってきたのに

ピッピに申し訳なくて自分が許せない気持ちでいっぱいでした


自分のうちに帰ってきてピッピは安心したのでしょう
家に着いてから10分ちょっと
本当に家に帰って来たかったんだね…

ピッピの最後の顔はにっこり笑っているようでした



お葬式までの2日間
家族で抱っこして話しかけカキカキして
夜はピッピと一緒に寝ました
大好きなピッピの匂いをたくさん嗅ぎました
いくらかいでも足りない…

ピッピが私たち家族にくれたたくさんの幸せな気持ちはずっとずっと心の中に…

ピッピ大好きだよイエローハーツ



昨日はピッピのお葬式でした

私と夫、娘と孫ちゃんでピッピを送りました
孫ちゃんがいたからちょっと笑いもあって和やかに終わりました


ピッピに綺麗なお花届きました
ひまわり会の皆さまから
とっても大きくてびっくりしました
今はゆりの花が咲いていい匂いがしています



ごんちゅけさんから
このアレンジの形はピッピですよね?



ピッピは写真だけになってしまったね



頂いたお花にもピッピ止まっているかもしれませんヒヨコ



心からみなさんありがとうごさいました



ピッピママ