忘れないうちに。


今朝家をでて、冬の寒さに身を震わせながらも、清々しい空気を胸いっぱいに吸って、青い空を見上げて歩いた。


ポケットに手を入れないと、寒さに凍てついて痛いので、そうやって歩きながら、あたりを見渡していた。


寒さに頬を白くして、一点を見つめながら口を窄めて煙草を吸う男性、あるいは、信号待ちで子供に微笑む初老の女性、自転車にまたがって、大きなトラックにこっちこっちと声をかける男性。慌ただしい朝の大通りで、それぞれ人生の1ページが頭に何故か残ったのだった。


みんな、人生を一生懸命に生きているのだった。その評価は、一体誰がするというのだろうか?


他人と見比べて、優越感に浸る人だろうか。そのような人は、そのような世界で生きており、また自分よりも持つ別の人に劣等感をも感じているのだ。


みんな、人生を快適に楽しく生きていて、それは素晴らしいことなのだ。私が吸っている空気、私の温かなコート、落葉で赤く美しい道、太陽の光で黄金に輝く銀杏の木、なんて素晴らしいのだろう。


今年1年間、私は実際に多くのことに挑戦してきて、結果が伴ったこともあればまだなこともあるけれど、改めて自分は本当によくやったと褒めて褒めて、幸せな気持ちで過ごしたいと決心した。