「お、去年と雰囲気変わったね〜」
通信制eスポーツ校のオープンスクールの受付の際、息子が校舎長の先生から声を掛けられた。
確かに、中学生男子、1年経てば雰囲気も変わる。
昨年、2度お邪魔しただけなのに、
憶えていてくれて、
息子もニヤッとした。
ちなみに、
校舎長さんの手書きで、
暑中見舞いハガキや、年賀状も届いた。
昨年お伺いした時に、
我が家の複雑な家庭事情などを話したから、
気にかけてくれたのだと思う。
有り難いコトです。
こういう、アットホームな感じが、
この学校のイイところなのだ。
さてさて、
ひとくちに、eスポーツ高校と言っても、様々である。
息子が気に入っている、このeスポーツ校では、オンライン授業を一切行っていない。
(eスポーツ校でなければ、オンラインコースもある。)
なぜならば、eスポーツの競技は、チームで戦う事が多く、チームワークが大事とされているので、コミュニケーション能力を高める為にも、この高校では、毎日登校することが必須とされているのだ。
とは言え、
eスポーツ校の生徒さん、
9割以上は、小学校、中学高校時代不登校。
先輩の中には、入学式から、卒業式まで、一度も学校という所に行ったことがないという、いわゆる不登校エリートまでいらっしゃる。
そんな先輩方が、毎日、eスポーツ校に通えているのか、、、、、、?
通えてるんだって。
ここの、eスポーツ校の生徒さんの出席率は、半端なく良い。
どんだけ好きなコトだけに対しては動けるのかと、突っ込みたくなるほど、出席率が良い。
eスポーツ校のオープンスクールを手伝っていた先輩方6名のうち、4名が、元、ガチ不登校。
残り2名が、全く家から出ない引きこもり型のガチ不登校。
要するに全員不登校。
そう、この空間では、不登校率100%が当たり前、不登校果汁100%という、何とも美味しいジュースなのだ。
不登校果汁100%の先輩方、
とにかく明るい。
そして、優しい。
本当の暗闇を見てきたからこそ、
出てくる、明るさと優しさ。
そして、各々、鉄板の不登校自虐ネタを持っている彼らは強い。
ちなみに、
オープンスクールのパンフレットが入った封筒の中に、



















